“しちせき”の節句を祝う~生徒会・七夕企画

2016年7月11日

 七夕は、“しちせき”というお節句で、3月3日の桃の節句や、5月5日の古来から日本の禊(みそ)ぎの儀式として行われてきた祭事に由来しているといわれています。

 

「乙女が機を織って着物を仕立て、棚にそなえ、神様を迎えて、秋の豊作を祈る・・・・・」

このことから、棚(たな)機(ばた)とよばれるようになったのですね。
 

 さて、今回の「七夕企画」は、「7月のこんな忙しい時期にホントにイベントをやることがいいのか・・・」など、クラス委員会でさんざん話し合った結果、全校のみなさんの意見もアンケートを採って、それを反映させながら、ようやく実施にいたった企画でした。

 この企画立ち上げの中心となったクラス委員会幹部の女生徒たちは、

「梅雨のこの時期、ジメジメ蒸し暑い気候が続き、みんな疲れてる。朝の登校の時も暑くて、なんだかぐったり・・・だから、校舎に入ったとき、サラサラとした笹や色とりどりの短冊がそよいでいたら、なんだか癒やされて元気になるんじゃないか・・・」

という目的を語っていました。
 
 ・・・・・こんなふうなコンセプトで企画を考えついた彼女たち。

7月4日の朝から、廊下の2カ所に笹飾りを置き、”5色(ごしき)”ならぬ、色とりどりの短冊を用意してくれました。

昼頃には、きれいな笹飾りが、みんなの願い事をのせて風にそよいでいました。

 そして、7月9日(土)は、カフェテリアにて“七夕フェア”開催!!

キャラメル・ソルト・ブラックペッパーの3種ポップコーンに、七夕ゼリー。



そして極めつけは、おいしい野菜の天ぷらがのった”七夕そうめん”

たくさんの生徒や保護者、教員も、おいしい七夕を楽しみました。