七夕まつり前日祭に合唱部が参加しました
7月7日に平塚市中央公民館で実施された「“平尾昌晃&HANDSIGN”の七夕まつり前日祭」に、合唱部が参加させていただく機会を得ました。その際の様子をご報告申し上げます。
ご存じの方も多いかと思いますが、平尾昌晃さんは湘南学園の卒業生でいらっしゃいます。たくさんのすばらしい歌をお作りになっていることは、皆さんご存じの通りです。それと同時に、認定NPO法人ラブ&ハーモニー基金の理事長をお務めになりながら、歌を通じた福祉活動を展開していらっしゃいます。そのNPO法人主催の福祉コンサートが上記の前日祭でした。
当日は、平尾さんを初めとして、HANDSIGNさん、岡本優さん・岡本修さん、田川裕之さんが出演されました。生徒たちは会場に着いて少し休んだ後、さっそくリハーサルに参加しました。歌を歌いながら、立ち位置やマイク位置を決めていきます。平尾さんを中心にして、段取りの細かい点までテキパキと確認されていったのが印象的でした。自分たちのリハが終わった後は、プロの皆さんのリハ見学をさせていただきました。生徒たちは食い入るように舞台を見つめていました。
その後、お昼休みを挟んで14時開場、14時30分開演です。たくさんのお客様がおいでになられ、会場はほぼ満席状態でした。合唱部の前半の出番は、「たなばたさま」「365日の紙飛行機」を単独で歌うことです。慣れない環境の中でしたが、上々の出来具合だったのではないかと思います。そして後半には、出演者の皆さんと一緒に「銀河鉄道999」「瀬戸の花嫁」「二人でお酒を」といった平尾さんの作られた歌を歌います。「銀河鉄道999」では、HANDSIGNさんが教えて下さった手話をしながら歌いました。直前まで猛練習した甲斐あって、全員きちんと動きを揃えることができたと思います。お客様も手拍子をして下さり、会場は大いに盛り上がりました。コンサートはエンディングが近づき、平尾さんがお作りになった、自然の大切さを歌った「やすらぎの時代(とき)へ」を全員で歌い、その後、「上を向いて歩こう」「Love Me Tender」へと続きました。会場のボルテージは最高潮に達し、コンサート終了後はお客様の大きな拍手が続きました。生徒たちも満面の笑みで、コンサートを終えることができました。
今回、生徒たちはとても貴重な経験ができたのではないでしょうか。それは平尾さんが湘南学園の卒業生でいらっしゃったということ、そして平尾さんと合唱部との間をとりもって下さった卒業生の皆様がいらっしゃったからこそ実現できた「奇跡」だったのでしょう。生徒たちには、このような出会いを大切にして、学園生としての誇りを持って生活していってもらいたいと思います。
なお、当日の様子は、7/9の神奈川新聞湘南・西湘版で紹介されています。また、湘南ケーブルネットワークでも8/6などに放映される予定です。