2016年度 カナダセミナー5日目
5日目のテーマは、カナディアンホリデーセレブレーションデイです。午前の英語の授業では、バレンタイン、イースター、ハロウィン、クリスマスをテーマに、それぞれのホリデーについて学びました。イベントについてただ学ぶだけでなく、知識を活用した活動を通して英語を沢山使いました。
例えば、バレンタインでは、愛の詩を書きました。生徒たちは、英語の韻を踏んだ詩を書かなければなりませんでしたが、先生やアシスタントにサポートしてもらいながら、なんとか作り上げていました。”Chocolate is pink. I think about you.”これは生徒の一人が作った詩の一部です。pinkとthinkで上手く韻を踏むことができました。また、釣りが大好きな男子生徒は、fishとdishで韻を踏んでいました。さすがです。
午後は、6人のグループごとにバレンタイン、イースター、ハロウィン、クリスマスのブースを順番に回っていきました。それぞれのブースに担当の先生やアシスタントが待っていて、グループに課題を課していました。生徒は英語のみの説明をグループで助け合いながら理解し、課題に取り組んでいました。
イースターのブースでは、ゆで卵に色をつけたり、デコレーションしたりする課題がありました。これが、実は意外と難しいのです。卵に色をつける前には、卵に輪ゴムを巻いたり、シールを貼ったりして白い部分を残す方法があったり、クレヨンで柄を書いておくことで色水を弾くようにしたりなどの方法があります。これらについて英語で説明されたものを、生徒達は理解しなければなりませんでした。また、卵がどのように色水で染まるのかは色水を見ただけでははっきりとは分からないため、ある生徒は、”This is not orange. This is yellow. I want orange.”と先生に伝え、生徒自身の好みの色になるよう工夫をしていました。
最後には、カナダのイースターで実際に行われているように、隠れた卵を全員で外に探しにいきました。生徒は必死になり先生に”Hint, please.”と言いながら全て探し出しました。
こうして生徒達は1日中様々なカナディアンホリデーを満喫することができました。