高2幼稚園訪問実習2016~後期~ vol.1

2016年11月25日

 高校2年生の幼稚園訪問実習は前期に1回目の実習を行い、後期に2回目の実習を実施します。前期に引き続きの実習ということもあって、園児たちとの交流を待ち焦がれていたという生徒もたくさんいました。

 小さい子どもと接する機会が多かった生徒は園児とのコミュニケーションが上手な傾向があります。もちろん中には、「小さい子どもが苦手」「好きなんだけど上手くコミュニケーションが取れない」という生徒もいます。ただ、苦手であっても小さい子どもと真面目に向き合うことで、発見できる新たな“自分”があるはずです。自分より一周り以上違う年齢の園児たちと触れ合うことはなかなかありません。この実習を好機と捉えて、先入観を持たずに前向きな気持ちで、自分自身を存分に発揮してほしいと思います。
 
実習のポイントは、

①施設、設備、環境の観察
②園児の生活の観察
③園児と楽しく遊ぶ(遊んでもらう)

です。
 
 この幼稚園実習は何か決まった知識や技能の習得を目的としているものではありません。園児たちとのふれあいを通して、素直な心や温かい感情を再確認すること。そしてそうした理屈抜きの人間味あふれる心を、それぞれの成長の何か一助となることを願うものです。
 
 日頃、小さい子どもと接する機会が少ない生徒にとって、貴重な体験となったことでしょう。今回の体験を一つのきっかけに更なる心の成長を期待します。
 
※他の3クラスは1月に実施予定