中学3年 研修旅行 その1

2016年11月30日

11月8日から4泊5日の行程で、中学3年生は研修旅行に出かけました。本日は、その旅行の様子を紹介します。
 
【1日目】
 新横浜に集合して出発式を行ったあと、新幹線に乗り込んで広島へ向かいました。
 お昼過ぎに広島に到着すると、平和記念公園へむかい、およそ1時間半にわたって資料館を見学しました。
 旅行までに、社会の授業などで原爆が投下された背景や原爆の被害、諸外国の原爆に対する評価についてなどを学んでいましたが、1つ1つの展示資料を食い入るように見つめる生徒たちの姿が印象的でした。
 
 資料館見学のあと、ホールで元館長の原田氏の講演を聴きました。資料館の展示は、キノコ雲の下で何が起こっていたのかを物語っているため、多くの人に目を背けずに見てもらいたいという思いや、オバマ大統領の訪問に対する思い、ご自身の被爆体験なども話されるなど、非常に内容の濃いものでしたが、生徒たちは真剣に聞き入り、メモをとりながら頷いたりしていました。
 
この日の感想文の抜粋です。

「たった3m位の爆弾で、半径2kmが壊滅状態になったことにショックをうけた。また、そこで亡くなった多くの人が自分たちと同じくらいの中学生だったことにもショックをうけた。」
 
「実際に被爆した人たちの所持品などをみて、とても衝撃を受けました。・・・服や三輪車、形が変わったガラスなどを見て心が痛くなりました。きっと実際に被害はボクにはとうてい理解出来ないほどすさまじいもの何だと思います。・・・・この研修旅行は僕たちが平和な世界を作る第一歩だと僕は思っています。」