中学3年 研修旅行 その3

2016年12月3日

【3日目】

 3日目の午前は周防大島での体験学習を実施しました。瀬戸内海で自生しているアマモを使ったサウナのような石風呂の体験や、竹を切り出しお箸やお茶碗を作ったり、竹でご飯を炊いたりする竹のポンプラ飯作り体験、座禅体験と和尚さんの法話など、生徒の希望に合わせて9種類のプログラムに分かれました。他にも蜜蝋キャンドル作りやかいもち作り、石臼体験、地引網漁体験、カヌー体験、武者絵染色体験がありました。どのプログラムも周防大島ならではの体験をすることができ、各自楽しみながら学習できたようです。また、周防大島の方々が温かく迎えてくれたことが嬉しかったという生徒もいました。

 午後は民泊(民家宿泊)です。周防大島にお住まいの方々のお宅に3~5人の生徒が2泊させていただき、家業を手伝わせていただきます。多くの生徒が知らない人の家に宿泊することを不安に思っていたようですが・・・対面式を終えて、各グループが民泊先へ移動しました。
 
 民泊は7年ほど前から中3の研修旅行で取り入れています。民泊は、見ず知らずの方から優しく迎えていただくことで、自分自身の存在を認めてもらい、相手を思いやる気持ちを育むことを目的としています。毎年夏休みに民泊先を訪れる卒業生も多いです。それだけ印象深い体験をさせていただいています。