中学3年 研修旅行 その4

2016年12月4日

【研修旅行4・5日目】

 4日目は一日中民泊先で過ごし、5日目の朝が離村式となりました。それまでは民泊先で様々な体験をしました。

 例えば、船での漁に連れて行ってもらって、初めて釣りをした生徒や、近所の方とカラオケに行った生徒もいたようです。せっかく出してくれた食事を残すまいと苦手な食べ物にチャレンジし、克服した生徒もいました。どの民泊先でも大事にしてもらったようで、離村式の時には号泣する生徒がたくさんいました。

 生徒たちは、保護者でも教員でもない民泊先の大人と接することによって、日常の忙しさから離れることが出来たり、誰にも打ち明けることが出来なかった悩み事を相談することもあったことでしょう。旅行後、今まで以上にあいさつが出来るようになったり相手を思いやれるようになったりし、生徒が大きく成長したと感じることができました。
 
 保護者からも、今まで全く料理を手伝わなかったのに「魚がさばけるようになった」と学んだことを披露したり、急に話をするようになったりと、研修旅行後に変化があったことを伺いました。今回の旅行は生徒にとって多くの学びがあったと感じています。この学びを今後の生活にも活かしてもらいたいです。