【かのや100チャレ】鹿児島県鹿屋市を視察!!
2017年1月13日
昨年7月の第2回「かのや100チャレ」発表会において、本校は審査員特別賞をいただきました。その副賞として、昨年の12月26日から28日にかけて、高1生徒2名と教員1名(最優秀賞校の本郷学園の皆さんとも一緒でした)で、鹿屋市へ視察旅行に行ってきました。その主な活動内容を列挙します。
12月26日 |
「市長表敬訪問」 「市庁舎での発表会と交流会」 |
12月27日 |
「鹿屋市内の戦跡めぐり」 「鹿屋航空基地資料館(特攻の歴史等を学ぶ)」
「菅原小学校(廃校)の視察(イベント・宿泊施設としての再活用ができないか考える)」「鹿屋漁協との交流」 「鹿屋女子高等学校との交流」「民泊」 |
12月28日 |
「民泊先での農業体験」「かのやバラ園見学」「鉄道記念館(廃線となった大隅線について学ぶ)」 |
このように、とても濃密で有意義な時間を過ごすことができました。関係してくださった皆様に、改めて御礼申し上げます。
生徒たちの感想を掲載します。
<K・T>
100項目にまとめた鹿屋市が抱える課題を首都圏にいる中高生が解決しようという企画(鹿屋100チャレ)に乗っかり、僕たちは先日、第二回鹿屋100チャレにて「湘南学園独特のカフェテリアを生かして鹿屋市の食材をアピールする」という内容で発表しました。そして、審査員特別賞を頂き、鹿屋市から2名のご招待がかかりました。メンバーが8人だったので、メンバー6人をおいての視察旅行となりました。前々から会議の時に「賞をとって鹿屋市に行ってみたいなぁ」とメンバーで話していたものですから、行けなかったメンバー6人や賞を取ることができなかった他校の方々にも鹿屋の様子をしっかり語れるように色々視察してきました。そして今回の視察旅行では、鹿屋の市長や実際に漁協の方や鹿屋女子校の方や民泊先の人などたくさんの人たちのお話を伺うことができ、自分たちの活動が鹿屋市に対してどの程度通用し、どの程度鹿屋市が必要としていたかなどがわかり、カフェテリアへ運ぶルートの確保などもでき、とても充実した視察旅行になったと思いました。
<T・M>
今回私は、湘南学園鹿屋市プロジェクトの代表二人のうち一人として、鹿屋市に視察旅行に伺う機会を頂きました。
鹿屋市で直接多くの場所を訪れ、多くの方々に会い、お話を重ね、意見を交換し、質問に答えて頂けたことは今後の活動を進めていく上で極めて貴重且つ重要なものとなりました。
私達は、数ある鹿屋市の魅力の中でも「食」をメインに押し出して活動しようと考え、実際に活動を進めています。
そんな中で、鹿屋市の食を作る立場である<農協の方><漁協の方><製茶会社の方>や鹿屋市の食を支える立場の市役所の職員の方と直接お話しできたことは大変有り難かったです。
例えば、鹿屋市の食材の安定した流通経路が無いという質問に対して、明確な流通経路を提示して頂いたり、食材の単価を下げるのはどうしたら良いか?といった大ざっぱな質問に対しても、今後私たちがどのように活動を進めて行けば回答できるようになるか。といったお話をさせていただくことが出来ました。
これは、今後私達が、湘南学園を超えて外に活動の場を広げていく際に極めて重要な情報となります。これらの貴重な情報を得ることが出来たのは、鹿屋市に伺い直接お話をすることが出来たからこそではないかと思っています。
また、鹿屋市で私達と同じように食に着目して活動している同世代の方々と意見交換する機会を設けて頂けたことも大変有り難かったです。今後もお互いに情報交換を行い、協力してより良い活動が行えるのではないかと思える良い交流を持つことが出来ました。
そして、何より鹿屋市で暮らす方から直接お話を伺えたことはとても嬉しかったです。地元に暮らす方だからこそ知っている、名産品や郷土料理の数々は今後の活動に必ずや活かされるものだと確信しています。特に、教えて頂いた郷土料理はカフェテリアで出食出来ないか検討中です。
今回の視察旅行を通して学べたことは少なくありません。それらを旅行に参加できなかったメンバーとも全員で共有し、得た情報を活かし、今後より一層素晴らしい活動、提案を行えるように努力して参ります。
【連続講演会のご案内】
2月18日(土)には、第2回連続講演会「鹿児島県鹿屋市の魅力発見!」を実施する予定です。この日は、カフェテリアにて「鹿屋特別メニュー」の出食や、鹿屋の物産販売も行う予定です。申し込み方法などの詳細は、近日中にHPに掲載いたします。どなたでも参加できますので、是非ご参加ください。
【過去の学びブログ記事】
●「鹿屋特別メニュー」出食!!
●「かのや100チャレ」発表会~特別メニュー出食へ!
●「かのや100チャレ」第2回発表会
●「かのや100チャレ」中間発表会に参加しました!