12月・1月 中高図書室から
新年の図書室では「開運!本のレンタル福袋」企画を行いました。
テーマごとに3冊の本が入った福袋を借りて、思いがけない本との出会いを楽しもう、という企画です。もちろん中身は見えないので、ふだん本を借りないような生徒も「どんな本が入っているのか気になる!」と興味津々でのぞき込んでいました。
冬休み前に行った福袋の〝仕込み〟は、図書委員やボランティアの生徒にも協力してもらいました。福袋を買うことはあっても、作る機会は中々ありません。自分の好きなテーマで、バランスを考えながら3冊の本を厳選する作業はとても楽しかったようで、「このテーマなら絶対この本!」「自分の作った福袋、借りてくれるかなあ」と大いに盛り上がりながら作業してくれました。
12月10日には図書委員会企画班による『第1回TOSHOシネマズ映画会』を催しました。上映したのは「ハリー・ポッターと賢者の石」です。
委員会主催で映画の上映会を行うのは初めてのこと。タイミングの問題もあり、参加者はあまり多くありませんでしたが、時間が無いなか企画書を作ったり会場をセッティングしたりと、委員は一生懸命に準備をしてくれました。とくに手製の映画会パンフレットは、ひとりひとりがテーマごとに原稿を作成し、充実した内容のものになりました。紹介された関連本も大人気です。
広報班も新たな企画として、配布版の『本のむし』第1号を発行しました。今までの『本のむし』は教室掲示のみでしたが「より広く図書室の情報を知ってもらうため、フリーペーパー版の『本のむし』を発行したい」ということで、高校2年生が中心となり編集に取り組みました。今後は改良を重ねつつ、定期的な発行を目指していきます。また、これまでどおり掲示版の『本のむし』も発行していきます。
高校生版『本のむし』(2016年冬号)
中学生版『本のむし』(2016年冬号)
クリスマスには恒例のオリジナルブックカバーを配布しました。毎年異なるデザインが好評で、冬休み貸出の利用率アップに一役買ってくれました。
後期も非常にアクティブに活動してくれる図書委員会は、とても頼もしい存在です。のこり2ヶ月もさまざまな活動に取り組み、ぜひ次年度へ引き継いでいってもらいたいと思います。