藤沢市友好都市中国雲南省昆明市の日本語を学ぶ大学生との交流 その2
2017年2月10日
中国の大学生の方々の来日3日目には、湘南学園高校の1年生の女子生徒が、東日本大震災についてのプレゼンテーションを行ってくれました。中国の大学生達は、興味深くそのプレゼンに聞き入っていました。プレゼンを行った高1生は、自らも高校生向けの現地での研修に参加し、高校生同士で創るネットワークも立ち上げ、積極的にこの大震災を発信していく活動を行っています。秋に湘南学園の海外姉妹校の1つであるオーストラリアメルボルンのノックススクールのジャパンツアーの際にも、プレゼンを英語で行ってくれました。震災当時は、中国でも日本の状況を とても心配してくれていたそうです。
話は変わって。雲南省は、中国南部に位置し、東南アジアのミャンマーやラオスやベトナムと国境を接しています。標高は3000メートル程ある山岳地帯であるため、海はありません。今回来日した学生さん達も、これまでの人生で、間近に海を見たことがなかったため、ニエアル記念碑のある鵠沼海岸の浜で初めて実際の海に触れた時は、本当に嬉しそうでした。
この日は、真冬の青空が広がり、湘南学園の屋上のテニスコートからは、とても美しい富士山を眺めることが出来ました。留学生達は、「私達は本当に幸せです!」と語ってくれました。