一昨日の１１日、第６５回高校卒業式が行われました。

今回の卒業学年は、中学への入学を間近に控えた６年前の３月１１日に未曾有の大震災が起きた学年でした。それから６年経って、同級生だけでなく、教員や先輩・後輩・研修旅行の民泊先で、そして海外セミナーでのホストファミリー、本当にたくさんの人達との出会いを重ねる中で人生の視野を広げ、心も身体もたくましく成長した姿がありました。そんな彼らの湘南学園での締めくくりの日の模様を紹介します。

卒業生入場の導入として、中高吹奏楽部による“奏楽”です。

教職員、高校１・２年生、そして保護者からの万雷の拍手の中、卒業生が入場、そして着席します。

校長先生から生徒一人ひとりに卒業証書が授与されます。生徒だけでなく、名前を読み上げる担任の先生たちにとっても万感こみあげる瞬間です。

卒業証書授与の後は皆勤賞授与。高３の１年間皆勤、高校３年間の皆勤、中高６年間の皆勤、小・中・高の１２年間皆勤者の４つの部門で表彰が行われました。中でも１２年間皆勤の生徒（１名）には、会場全体からひときわ大きな拍手が贈られました！！

そして校長式辞。「今までの自分がなにを成し遂げてきたか」「これから何をすべきか」を伝える、力強いメッセージが込められたものでした。

在校生代表による送辞。お世話になった先輩たちに、今までの感謝を込めた心のこもった言葉が届けられました。

そして卒業生による答辞。後輩たちへのメッセージや、保護者・先生たちへの感謝を盛り込んだほんとうに素敵なものでした！

再び吹奏楽部による奏楽が流れる中、卒業生そして学年教員は花束を受け取って退場し、保護者を交えた記念撮影を行った後。各HR教室へ移動し、最後のホームルームへと向かっていきました。

卒業生の皆さん、本当に卒業おめでとうございます！！新たなステージでの活躍を、教職員一同、心よりお祈りしています！！