朝からあいにくの空模様でしたが、満開の桜のもとで湘南学園中学校の入学式が行われました。

新入生は、受付で式次第と学年名簿をもらい、自分のクラスを確認して自分の場所に着席します。新しい友だちが出来るかな？担任の先生はどんなだろう？そんな緊張とワクワク感あふれる雰囲気の中、吹奏楽部の演奏で入学式が始まりました。

校長先生の式辞では、ユネスコスクールに加盟している学園中高が、その教育目標としてかかげるESD（持続可能な社会の担い手を育てる教育）のお話や、激動する現代社会において、自分の足で課題を発見し解決できるような能力を身につけられるよう、この学園で大いに学んでもらいたいという願いも語られました。

その後、各分掌主任の先生や担任の先生の紹介をへて、新入生一人一人の名前が担任の先生から読み上げられました。元気よく返事をする人、すこし照れながら立ち上がる人、緊張の中でもそれぞれの個性がわかるような暖かい時間でした。

在校生歓迎の言葉は、中学３年生から。自分が２年前に入学した時の不安な気持ちを語りつつも、頼もしい先輩や先生たちがいること、何よりもこの学園で頼もしい仲間が出来るから心配しないでと、自らの体験を交えながら新入生を激励しました。続く新入生あいさつも、学園祭で生き生きと輝く生徒の姿にあこがれて入学した自らの思いや、これから委員会に所属して輝きたいという意欲とともに、行事やクラブ活動だけでなく勉強もしっかり頑張りたいという積極的な目標を、しっかりした言葉で述べていました。

入学式のあとは各ホームルーム教室へ行って最初のクラス開きです。各クラスは、新入生歓迎会実行委員の生徒たちによって教室前のホワイトボードにお祝いのメッセージが書き込まれ、「入学おめでとう！君たちの入学を待っていたよ!！」の暖かい思いのあふれる空間になっていました。

新入生の皆さん、来週からいよいよ学園生活が始まります。月曜日は始業式のあと、先輩たちとの対面式があります。午後は生徒の有志たちによる新入生歓迎会が待っています。楽しみにしていて下さい。