カフェテリアで、“ひまわり市場”開催!
2017年4月24日
震災前、福島には、障がい者と農家の方々が協力しながら、ひまわりを栽培し、油を製品化するという活動がありました。
しかし、2011年の原発事故で状況は一変。土壌汚染の明らかな土地でのひまわり油の生産は断念せざるを得なくなってしまったのです。
でもこのとき、県外の支援者から「種を送ってください!私たちがひまわりを栽培し、ひまわり油の原料としての種を送り返しましょう。」という提案がだされ、「ひまわりプロジェクト」がはじまりました。
昨年度、風紀環境委員会の緑化チームは、このプロジェクトに参加。校内でたくさんのひまわりを栽培するとともに、全校に「ひまわりの里親になって!」と呼びかけました。
そして集められた種は、当時中学3年生だった橋本さんの仲介で福島へ送られ、“ひまわりクッキー”と“ひまわりオイル”となって学園に戻ってきました。
今日はその第一回販売日!100袋のクッキーはあっという間に完売。次回はまた来週となりました。
「もっとたくさん売って!」との声もありますが、「障がい者施設では、大量生産はできないの。一つひとつ手作りで、ていねいに作っているからね」と橋本さん。
今日は下級生の緑化チームメンバーも手伝って、にぎやかなひまわり市場となりました。