二人の高3
5月27日(土)、神奈川県立希望ヶ丘高等学校グラウンドで、全国高等学校総合体育大会神奈川県予選会ハンドボール大会のブロック準決勝、決勝が行われました。女子ハンドボール部は、Dブロックの準決勝でシードチームの神奈川県立川崎北高等学校に前半6対4、後半3対12、9対16で惜しくも負けてしまいました。
この大会を最後に3年生の二人は、6年間のハンドボール選手を引退することになりました。この二人は、上級生がいなかったため、高校1年生の時には湘南学園高等学校では大会に出場することができず、神奈川県立有馬高等学校と合同チームを編成して神奈川県新人大会や神奈川県選手権大会に出場してきました。中学校時代も部員が少なく、思うような練習ができなかったり、大会に出場できなかったり、やめたくなることもあったのではないかと思います。ここまで続けてくれたことに監督として頭が下がる思いです。また、熱心にすべての大会に応援に来ていただいた保護者の方々の支えもあってここまでこれたのかと思います。
湘南学園ハンドボール部女子は、平成20年度に高校生が始めて大会に出場しました。今回の二人は、高校2年生の時に、全国総合体育大会神奈川県予選会でブロック決勝まで進み、県12位シードを始めて獲得したり、湘南地区高等学校新人ハンドボール大会で初優勝しました。神奈川県選手権大会Cブロックでも優勝してシード権を獲得するなど、創部以来一番結果も残してくれた学年となりました。この二人のおかげで、少しずつ伝統も作ることができ、今後の女子ハンドボール部の活躍も期待できるのではないかと思います。
残念ながら引退試合となる大会が前期の公開授業日と重なり、担当する授業があり、6年間監督として一緒に活動してきたのにも関わらず、ベンチに入ることができなかったのが残念でした。しかし、大会会場に駆けつけ、二人の達成感に満ちた笑顔をみて少し安心しました。これからは、自分たちの進路に向けて全力で取り組んで欲しいと思います。頑張れ。