2017年度 オーストラリアセミナー7日目

2017年7月26日

 メルボルンは、世界の人々が住みたい街ナンバーワンに何度も選ばれている素敵な場所です。今日は、シティーと呼ばれるこの街の中心街に観光に行って来ました。
 
 まずは、フリンダーストリート駅というメルボルンのいわば「東京駅(?)」にあたるこの街で最も古い駅に降り立ち、その素敵な駅舎を横目に見ながら、ユリカタワーに向かいました。このタワーは88階建ての高層ビルで、その最上階の展望台で僕達は、メルボルン市街を一望しました。時速35kmで登り上がるエレベーターに乗る前に、このビルのスライドを見ながらスタッフの方から説明を受けたのですが、このビルは、87階まで人が住んでいる居住のためのビルなんだそうです。そして、その87階は、全フロアーが1軒のマンションとなっており、18億円の値がついているそうです。

 ユリカタワーの展望台には、「エッジ」と呼ばれるアトラクションがあります。これは、12名程の人が入れる小部屋のような空間で、人がその小部屋に入った後、その小部屋が最上階の壁から外に向けて動き出し、小部屋全部が壁の外に出た後、ホラー映画で流れる恐怖の効果音と共に、小部屋の壁や床が一瞬にして透明のガラスへと変わるというものです。足下の床を眺めると、その先は、88階から真下に地上が見えるというスリル満点のアトラクションでした。学園生もノックス生も、このアトラクションを満喫しました。
 
 ユリカタワーの後は、シティーバンクと呼ばれる所のフードコートで昼食をとりました。ここでも、メルボルンのダイバーシティーを感じさせてくれる様々な国々の料理を楽しめるお店が並んでいました。
 
 昼食の後は、セントポール大聖堂に行きました。ここは、カトリックではなくアングリカン(= 英国国教会)の教会でした。オーストラリアがイギリス連邦の1つであることを感じましたね。次に、アメリカニューヨークのタイムズスクエアや、イギリスロンドンのトラファルガースクエアと並んで、クリスマスやニューイヤーイブなどに多くの人々が集まるフェデレーションスクエアと呼ばれる所に行って来ました。ここには、タイムズスクエアのような超大画面のスクリーンがあり、学園生達もそのカメラに写り、大画面に映し出させていました。
 
 そして、最後に訪れたのが、世界のテニスの4大大会の1つであるオーストラリアオープンが開かれるロッドレイバーアリナーに行って来ました。ここでは、まずは、30分ぐらいでしたが、インストラクターにご指導を戴いて、学園生もノックス生も全員がテニスのトレーニングを行いました。これと同じテニスコートで、フェデラーや錦織などの世界のトップ選手が、試合前の練習を行ったかと思うと、テニス好きの人には、胸がわくわくしますね。
 
 テニスを実体験した後は、このアリーナを見学しました。センターコートを見渡せるVIPルームの席に座って、スタッフの方に10分ぐらいの説明をして戴きました。このアリーナは、テニスだけではなく、コンサート会場にもなり、ここで多くのビックイベントが行われます。今日は、大変残念だったのですが、例年行わせて戴いている、選手達のロッカールームやインタビュールームに入って写真を撮ることは、メンテナンスの関係上出来ませんでした。(これを楽しみにしていた学園生の皆さん、本当にごめんなさい!)是非、今度は、本場のオーストラリアンオープンテニスを見に、メルボルンに再び戻って来て下さいね!