8月・9月 中高図書室から
夏休み前の図書室では、通常より多く6冊の本を借りられる「夏休み貸出」期間を設けました。ポイントカードの特典を利用すれば、10冊以上まとめて借りることもできます。中にはそれも読み終わってしまって、早々に返却・貸出に訪れる強者も…。課題についての探し物をする生徒や、静かな環境で自習をしにくる生徒、部活の合間に小休止しにくる生徒など、夏休み中もそれぞれのペースでゆったりと図書室を利用していました。
夏の特集は「アウトドア系読書のススメ」。キャンプや釣り、野外料理、冒険ものの小説などを揃えました。読書というとインドア派のイメージですが、アウトドア好きの生徒もたくさんいます。なかなか自然に触れ合う機会が無くても、本を通して知識・関心を広げてもらえればと思います。
夏休みが明けると、テスト期間を挟んですぐ学園祭シーズンに入ります。中高図書委員会は今年も学園祭でチャリティ古本市を行う予定です。企画班が中心となり、夏休み中に看板や垂れ幕、チャリティ先を紹介するボードなどを作成してくれました。
広報班は9月までに、委員のおすすめ本を紹介する『本のむし中学生版』と『本のむし高校生版』、委員手書きのPOP(本の紹介カード)を集めた『本のむしPOP版』、大人に読んで欲しい本を紹介する『おとなの本のむし』、そして先生からの推薦図書や図書室のニュースを掲載した『本のむし配布版』、計5種類の広報紙を発行しました。昨年から始めた「先生のおすすめ本」企画もすっかり定着してきて、「今度はどの先生が紹介されてるんだろう?」と生徒の関心を集めています。また、教員室に掲示する『おとなの本のむし』を楽しみにしてくださっている先生もいます。
秋に向け、忙しなくも充実した日々をおくる生徒たち。そんな彼らの助けとなるような情報を届けるべく、図書室もまた文化の秋に向け、積極的に働きかけて行きたいと思います。