武道を通じて礼儀作法を学ぶ

2017年11月25日

中学1年生保健体育の授業では「剣道」を実施しています。生徒諸君は日頃の授業以上に引き締まった表情を見せてくれます。

「剣道」の授業では礼儀作法を大切にしています。実際には打ち合いは行わず、「礼儀作法☞足さばき☞面打ち」までの基本動作の習得を目指します。中には、ほとんど正座をしたことがないという生徒がいたり、新鮮な気持ちで授業に打ち込んでくれています。足さばきや面打ちでは大きなかけ声を出すことも、始めはなかなか恥ずかしがってできないことが、仲間との共同や、お互いに励まし合いながら元気よく発声できるようになります。

授業では導入段階において教員が細やかに解説し、一つ一つの動作の意味合いを説明しながら、生徒主体の授業へ移行していきます。最終段階では生徒がお互いに教え合うことで、より主体的に理解を深めていく事ができます。

男子が剣道の授業を終え、現在は女子が剣道の授業を週に3回行っています。武道を通じて、日頃の生活を振り返り、他者を思いやり、自分を大切にして、常に感謝の気持ちを持って学校生活を過ごしてくれることを期待して授業に取り組んでおります。