イングランドセミナー 第8日目

2018年3月29日

 今朝は、いよいよエクセターに別れを告げ、バスでロンドンに向けて出発しました。お見送りに来て戴いたホストファミリーの皆さん、本当にお世話になりました。

 ロンドンでは、バッキンガム宮殿を見ました。残念ながら、今日は雨が降っていたことと、11時までにここに到着することが出来なかったため、衛兵の交代式を見ることは出来ませんでしたが、この国を長く治めてきたイギリス王室のずっしりとした威厳を感じることが出来ました。また、今日は、バッキンガム宮殿の公式ショップでも素敵なお買い物をすることが出来ました。

 バッキンガム宮殿の後は、バスを降りて、ウェス トミンスター寺院、ビックベンを見ました。ビックベンは、建造から148年経った今年は、初めての修復作業が行われていたため、本来の姿を見ることは出来ませんでしたが、今後は約150年後まで見ることは出来ないであろう修復中のレアなビックベンを見れたことはラッキーだったかも知れません。

 その後、バスに乗って、トラファルガースクエアーやセントポール寺院の横を通り過ぎ、ロンドンブリッジの上からタワーブリッジを見たり、ハリーポッターに出てくる銀行の場面で撮影場として使われたオーストラリア大使館などを横目にしながら、コベントガーデンで約1時間のショッピングを楽しみました。ロンドンは、半日ではとてもとてもまわり切れないので、是非、また、やってきた いものです。

 さて、ここで、学園生達が、イギリスでどんなことを感じたか紹介させてもらいます。

  ハナ:「今回の留学を通じて、英語でコミュニケーションをとれるということの楽しさを感じました。また、前よりも積極的に、そして前向きになれた気がしています。そして、笑顔は本当にどこへ行っても大切だなと改めて感じました。私はもっともっと英語を使うことが出来るようになって、外国の方ともっとお話が出来るようになりたいと強く思いました。」

マサヒコ:「今回のイングランドセミナーは、親に無理をしてもらって行かせて戴きました。だから、まず親にとても感謝しています。僕は英語が得意でははありません。だけど、イギリ スに来て、毎日英語で日記を書き、EFLの先生から一番良く書いていたよと言われ、『日記賞』を戴くことが出来ました。努力をすれば評価されるということが分かりました。自分は野球部なので、このイギリスでの経験を糧に、野球でも頑張りたいです。また、今後の人生にも生かしていきたいです。」

 マサヤ:「僕の今回の目的は、英語能力をあげ、コミュニケーション力をあげることでした。ホストファミリーやセントジェームズ校で人と話すことにより、こうした能力をあげることができました。色々なところにも行き、そこで立派な建物を見たり、買い物をしたりなどして、とても楽しかったです。こんな経験をさせてくれた親には、本当に感謝しかないです。」

 ユウキ:「自分が行く前に思っていた事よりも、とてもおおきく自分にとってマイナスになる事は1つもなく、プラスになる事ばかりでした。時に、ホストマザーや学校の友達とのコミュニケーションがうyまく伝わらなくても、最後まであきらめずに伝えることが出来ました。とても良かったです。」

  コウ:「イングランドセミナーは楽しかった。具体的に言うと、現地の人との交流や学校の人との交流が良かった。連絡先を交換してくれたり、フレンドリーな人が多かった。また、10日間という短い期間だったが、周りの人が9割日本語を話す事が出来ないとてつもない環境におかれた。そのため、最初の日はドキドキしたりして会話が出来なかったが、日を重ねていく度に耳が慣れてき て、ある程度までは会話が出来るようになった。このことは僕の中ではかなり良かった。」

 シノブ:「人との触れ合いが上達した。どのように行動すれば相手がどういう気持ちになるのかがよく分かった。言葉がつうじないからこそ人の親切がものすごく心にしみた。言葉が通じないというのは、ただ不便なだけでなく、色々なことに気付かされる機会を与えられたということだと思った。自分の思ったことは単純に言葉にするだけでなく、実際に行動に表せないと意味がないというのが理解出来た。」

  Tommy:「僕はこのセミナーを通して、自分の英語の実力のなさとコミュニケーション能力のなさを感じると共に、ジェスチャーの大切さも感じました。自分の英語が表面的なものだったということや知らない人にものを尋ねる大切さや伝えようと思う気持ちが大切だとすごく感じました。」

  リン:「イギリスのくせのある英語を聞き取れて嬉しかったです。アンドリュー先生の授業を受けて、次の課題はもっと難しい単語を覚えて使えるようになることだなと思いました。イギリスへ行かせてくれたことを家族に感謝します。(もちろん、オジイジとバアバにも。)」

 ユウナ:「最初の頃はあまりうまく聞き取れず、全然分からなかったけど、だんだん耳が慣れて聞き取れ るようになって来ました。それからは、言っていることが分かり、バディーの子がいつも話しかけて来てくれて、たくさんコミュニケーションをとれて、すごくいい経験になりました。」

 タケル:「以前の旅行では無かった外国人との会話や交流が出来た。ホストマザーがとてもフレンドリーで、人付き合いの上手なやり方を見た気がした。ホストマザーには、長い付き合いの親友がいて、その方と一緒に話をした時に、これが本当に親友というものなんだなと実感した。僕はホームステイで、主にこの2人の方々と話が出来たが、学校ではもっと沢山の人と会話して、とても楽しく過ごせた。日本とイングランドの文化の違いも知ることが出来たし、友達も増えたし、とても良いセミナーだっ た。」

シュンヤ:「僕はこのセミナーを通して、外国での大変さを実感しました。イギリスでは想像以上に食事が違い、これが一番苦労しました。毎回の朝ご飯はコーンフレーク、昼ご飯はサンドイッチと決まっていて、少しは白米を食べたくなりました。また、コミュニケーションの難しさを感じました。言いたいことが言えたとしても、その返事が何を言っているか分からなくて会話が続かないこともありました。しかし、最後の日にホテルで、部屋に毛布が足りなかったため、そのことをホテルのスタッフに伝えて、毛布を補充してもらうことを一人で出来た時は、セミナーに来れて本当に良かったと思いました。セミナーに行かせてくれた親に感謝したいです。」

  ク ミ:「はじめはそんなにお金を使うつもりはなかったけど、ポンドに両替したお金はイギリスで使い切った方が良いと言われたので、Superdry で服を2着も買いました。初めてバディーの子と会った時、何を言っているのか全く分からなかったけど、むこうからの簡単な質問には答えられたから、何か会話している感じがした。」

 タイキ:「色々感じたことはあったけど、一番に文化の違いを実感した。ご飯は少なく、食べ物は口に合わないものもあった。(お菓子とかも。)でも、土地が広く自然もたくさんある。古い家々があるなど、僕的に楽しかったけど住みづらかった。また、コミュニケーションの大切さも感じた。言葉ではなくとも、笑顔やジェスチャーだけでも相手と分かり合える。でも、伝わらない事は多々あったから、今度外国に行く時は、たくさん勉強してから行きたい。」

 Mさん:「自分達と は違った雰囲気を持つ同世代の人と交流出来て良かったです。異文化を肌で感じることができ、来て良かったと思いました。」

 参加された生徒の皆さんは、本当に色々なことを感じ、とても貴重な経験をしたんですね。こうした時間を過ごせる機会を与えて下さった皆さんのご両親への感謝の気持ちを生徒の皆さんが持てたことも素晴らしいですね。僕もみんなとイギリスに来れたことを心から感謝してます。本当にどうも有難うございました。