将棋部・高校県大会~団体戦準優勝!個人戦全国大会連続出場!
将棋部からの報告です。春の県大会(全国高校将棋選手権大会県予選)で高校部員達が見事な成果をあげたのでお伝えします。
例年GW中に行われるこの大会、今回は団体戦に30数校、個人戦は250名以上(予選リーグと決勝トーナメントで2日間)が、県内各地から横浜の会場に参集しました。
団体戦では、本校代表チームの高3の徳永・瀧川・小俣の3名が、トーナメントの1回戦と2回戦は全勝、準々決勝と準決勝は2対1の激戦を制して決勝戦へ。全国準優勝の実績を持つ横浜には完敗して第2位となりました。
受験勉強で練習不足のなか準優勝をなしとげた彼らに大拍手です。この学年は県大会団体戦で、第3位と第2位をそれぞれ複数回実現する実績を残す結果となりました。
個人戦では、まず高1の4名が全員決勝トーナメントへ勝ち進みました。男子はリーグ戦で2敗失格、5勝か4勝を得てようやく勝ち残れます。女子は武村との同校対決を経た矢野葵が第3位、長嶋涼がC級ベスト8、土本がB級準優勝をなしとげました。
そして前部長の徳永はA級予選を全勝通過し、決勝Tでは3位決定戦を制して、前年度新人戦に次ぐ全国大会連続出場という快挙を達成しました。前回決勝戦のリベンジもはたし、近年全国制覇最多の神奈川県が3名枠を持つなか、8月長野県開催の全国大会に再度臨むことになりました。
全体にレベルが高いそうで、一手一手に最善手を求めて集中する真剣な対局姿や、終盤の激戦の様子にひかれました。こんな世界があるのか、と新鮮な印象を持ちました。
県の強豪選手のメンバーは、夏の合同合宿で切磋琢磨してきた仲間も大勢いるそうです。対局後の「感想戦」には自校・他校を越えて多くの部員達が検討に加わり、ワイワイ盛り上がる姿がありました。今年度から将棋部顧問を担当していますが、将棋をめぐる奥深い世界や、会場を包む緊迫した雰囲気に感動を覚えました。
日頃の練習成果を存分に発揮した先輩部員の活躍に、中学の後輩部員達も大いに刺激されることでしょう。これから新入部員を迎えて将棋部の部活動がひきつづき充実するように願っています。