カナダセミナー第9日目
カナダセミナーも9日目に入りました。
第7日目、第8日目の二日間は、週末ということで学校も日本と同じように休校です。セミナー参加者たちはカナダで初めてとなる休日を、ホストファミリーと共に各々楽しく過ごしたようです。
第9日目の授業の始まりは、ローラ先生より「皆さんが週末にしたことや、ホストファミリーに連れて行ってもらった場所などを、アシスタントの高校生たちと共有して話しなさい。」と指示がありました。各々、グループで週末にしたことなどを話した後、グループを担当するアシスタントの高校生一人ひとりから発表する形式となりました。
多くの生徒たちが週末にはキャンプに連れて行ってもらったようで、恐竜博物館やインディアン博物館、またカルガリーパークの遊園地ではジェットコースターなどを楽しんだ生徒たちもいたようです。
午前中の授業は、明日の日本文化のプレゼンテーションに向けて、その内容や英語の発音を、より分かり易く上手にできるようにアシスタントの高校生からチェックを受ける時間となりました。日本にいる仲間と同じように同年代の仲間同士なので、生徒たちはすでにアシスタントの高校生たちとは、困った時や迷った時には何のためらいもなく質問するようになりました。
今年のカナダセミナーは、シャーロット先生を中心とする事前の綿密な指導計画と、何よりも6人の高校生たちのきめ細かなサポートのお陰で、大変充実したセミナーとなっています。
カナダセミナーの実質的な最終日を締めくくる明日の“日本文化のプレゼンテーション”は、次の8つのタイトルとなっています。
“Japanese Events”(日本の年中行事)、“Ninja”(忍者)、“Setsubun”(節分)、“Japanese Convenience Store”(日本のコンビニについて)、“Sumo”(相撲)、“Shogatsu”(正月)、“Traditional Japanese-Style Sweets”(和菓子)、“How to use a Japanese Style Hotel”(旅館の紹介)
午後の授業では、毎年恒例となった地元ラジオ局“Air 106.1FM”を訪問しました。ラジオ局では4人の生徒たちがスタッフから、午後にエアドリー地区で放送されることになるインタビューの収録を受けることになりました。学校に戻り午後2時20分、先ほど収録したばかりのインタビューが、人気の歌手の軽快なBGMに続き流されました。放送時間には制限があるため、わずか1、2分の短い放送となりましたが、「東京についで2番目に大きな都市、神奈川県から来ました」、「私たちはバンフ観光や沢山の買物もしましたが、老人ホームへ行って歌を2曲歌うことができました。」、「カナダの美しい山々が大好きです。」など、それぞれがとても立派にアナウンサーの質問に答えていました。放送が終わり他の番組に切り替わると、アシスタントの高校生や先生方からも大きな歓声が上がり、セミナー参加者たちは大変満足した様子で、それぞれが録音した携帯電話をとても大事そうにカバンの中にしまい始めました。
さて、明日はいよいよカナダセミナーの集大成となる、日本文化のプレゼンテーションです!