未来の教室#11【FAB 3D CONTEST】

2019年1月15日

授業で学んだことを生かして「FAB 3D CONTEST」に3名の生徒が挑戦をしました。
OPEN HOUR(放課後)を上手に利活用して、それぞれのアイテムをアップグレードしつつ、Fabble(制作日誌)にまとめるという作業に熱心に取り組んでいました。

学校には様々な人達が訪れます。
放課後のFABSPACEにも多くの方々に足を運んでいただいています。
今日もお世話になっている方が遊びにきてくれました。

そこで生徒たちに「作ってるものをプレゼンしてごらん」と声をかけました。
私の突然の問いかけにも関わらず、彼らは自分の作品を戸惑いながらも「他者に伝えよう」と必死に説明していました。

「伝えたいものがある」からこその「プレゼンテーション」だと彼らを見ていて感じました。

時間をかけ、スライドを作り込み、決まった時間で伝えることも大事ですが、その場で「対話しながら伝えたいことを伝える」ことや「質問(問い)に対して答える」経験が生徒達にとって重要なのではないでしょうか。

そんな試行錯誤の末に生徒達は作品を完成させました。
身体の内側から湧き上がる感情を抑えきれない生徒達の様子に感動しました。

残念ながら本年度のコンテストでは入賞ができませんでした。
しかし、来年への再チャレンジを生徒達は宣言しています。
新しく購入した3Dプリンタをフル活用し、彼らとつくることを楽しみにしたいと思います。

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FAB 3D CONTEST
https://www.fab3d.org/