アメリカセミナー11日目

2019年8月2日

 実は、昨日の夕方、「明日の午後の1時間目なのですが、話し合い系の授業で周りの外国人達の英語力がすごくて何を言っているのかよく分からないので、その授業は出席しなくてもいいでしょうか?」という相談をある生徒から受けました。僕の方からは、「その授業がとてもストレスになるようであれば、EFが示した最低出席率の80%を下らなければ、出欠については自分で判断してもいいですよ。」と答えました。その生徒は、その時は安心したような顔をしていたので、僕はてっきり今日のその授業には、その生徒は参加しないと思っていました。
 
 しかし、その生徒は、改めて授業に参加するかどうか迷ったようで、もう一人の引率教員に相談したようです。すると、今度は、次のようなコメントをもらいました。「自分よりもレベルが上のクラスの授業は、大変だけどリスニング力を引き上げるには良い機会になる」「楽しい授業=ためになる授業、とは限らない」「両親がお金を払ってくれているわけで、両親の意向をくむ必要はある」といった意見をもらったその生徒は、最終的には、その授業に参加することに決めたのでした! その生徒にとっては、とてもポジティブな選択をして、自分より高いハードルにチャレンジしたわけですね! 素晴らしい!
 
 EFサンタバーバラでの英語研修も残すところあと3日となったところで、この3日間をどのように過ごすかを生徒達に聞いてみましたので、紹介させて戴きます。 

   百: 「友達と遊びに行ったり、連絡先を交換したりしたいです。また、ここでの思い出の物として小物や洋服などが買えたら良いなと思っています。あと、ここを発つ前にはホストファミリーと写真を撮れたら嬉しいです。後悔しないように頑張りたいです!」
 
Kenta: 「1日毎にサンタバーバラでしか出来ないことをする!」
 
あつし: 「リスニングが苦手なので、出来るだけ人と話して、聞き取れるようにしたい!」
 
 RQ: 「残された授業をしっかり受けて新しい事を吸収するのみです! 頑張ります!!」
 
 レオ: 「残り3日となりましたが、悔いの残らぬよう、今自分が残り時間で出来ることを探しつつ、最善を尽くし英語能力を向上していこうと考えています。友達の数も増え、一緒にご飯を食べたり、一緒に遊んだりしていますが、正直彼らと3日後に別れるかと思うととても寂しいです。日本に帰ってからもまたいつかどこかで会いたいと思っています。」