中3有志による新プロジェクト、「KIGAZERO」による募金活動
3月12日の放課後に、中3有志で募金活動を行いました。この活動は「KIGAZERO」といい、総合学習の時間で国連WFP協会の講演を聞いた生徒が、「飢餓で苦しんでいる人がたくさんいることをもっといろいろな人に知ってほしい」という思いで立ち上げたプロジェクトです。
今、世界人口の9人に1人が飢餓で苦しんでいます。生徒たちと同じ年代で、食べ物がないために働かざるを得ず、学校に通うことができない子どもたちがたくさんいます。そんな子たちに、カフェテリアやリトルストアで買い物をしたときに出るおつりの30円で1人に1食分の給食を届けることができます。学校に給食があれば、働く必要はなく、その分学校に通えるようになるのです。これは、国連WFP協会の給食支援プログラムという活動によるものです。
この活動に賛同した中3生は、国連WFP協会のご協力のもと、募金箱を学校内に設置しました。設置場所はカフェテリアとリトルストア(購買)です。また、設置するにあたり、学園のみんなに広く知ってもらうために、放課後、学校内で街頭募金のような呼びかけを行いました。自分たちで作った募金を呼びかけるチラシを全校生徒に配り、ポスターを校内に貼り、模造紙を持って臨みました。結果、23,020円もの支援金になりました。これは、一日に約800人の給食を支援できることになります。生徒たちは学園生ひとりひとりが自分ごととして捉えていることを実感し、今後の活動でさらにたくさんのひとに飢餓の実態を知ってもらう取り組みを考えています。