2019年から始まった「湘南学園中高中1オリエンテーション」。教員ではなく、〝先輩生徒たち〟が学園生活をナビゲーションする取り組みです。

1時間目は、生徒会本部＝総務委員をはじめ、実行委員会幹部経験者や、クラス委員、部活、プロジェクトなどの経験者が、自分達の活動の意義や、そこで学んだこと、楽しさ、厳しさを、本音の言葉で語ります。

2時間目からは、各ホームルームに分かれての活動。〝自己紹介ゲーム〟〝ワタシの嘘・ホント〟などなど楽しいアイスブレイクの後、中1生自身が「自分達のホームルーム…どんな場所にしたいか」「なんでホームルームで話し合うことって大事なのか…」を、小さな班で意見交換しながら、考えて行きます。そのプロセスの中で、生徒たちは少しずつお互いを知り、自分を出して行きます。小さな班でなら、安心して話し合えるし、自分が話したことを聞いてもらえる…そうした経験が、生徒会自治活動の要であるホームルームづくりのベースとなるのです。
〝先生ではなく、生徒が語る〟ことは、新入生にとってだけでなく、先輩生徒たちにとっても、豊かな学びの経験になります。自分達がリーダーとして、どう行動していくのか考えるきっかけになるからです。
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“クラスの中でそれぞれが一つの班を担当したのですが、「どんなホームルームを作っていきたい？」という質問を少し投げかけるだけで模造紙がいっぱいに埋め尽くされちゃうぐらいに沢山の意見を書いてくれました。その勢いと素直さがとても嬉しかったです。
班で発表するときも、台本も作っちゃったりして凄く楽しんでやってくれた班もあったり、あまり話すのが苦手な班もあったけどそこの班も最後はちゃんと発表することができ、そしてなによりも全員の発表にみんながしっかり拍手を送っているところが良かった…（高2総務委員）
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これからのルーキーたちの活躍に注目です✨