７月２７日から２９日にかけて、鹿児島県鹿屋市に視察研修旅行に行ってきました。これは、「かのや１００チャレ」（全国の中高生を対象に、鹿児島県の鹿屋市が実際に抱える問題に対して課題解決策を提案する政策アイデアコンテスト）に参加するに際して、実際に現地に足を運んで、鹿屋のことを学ぶことを目的としたものです。参加したのは、「かのやプロジェクト」に所属する９名のうち、高１生５名です。

　１日目は、鹿屋市漁業協同組合と鹿屋体育大学を訪問しました。漁協では漁船で生簀まで行き、カンパチのエサやり体験もさせていただきました。

　２日目は北田大手町商店街振興組合の方のお話を伺いながらの商店街散策をした後、JA鹿児島きもつき農業協同組合で農畜産業のお話を伺うとともに、生徒たちの活動発表をさせていただきました。午後は鹿屋航空基地史料館見学と戦跡ツアーで、特攻などを中心に戦争のことについて深く学びました。

　３日目は、５年に１度開催されて「和牛のオリンピック」ともいわれる全国和牛能力共進会の予選会を見学しました（鹿屋市長からご説明いただいたり、トップレベルの和牛に触れさせていただいたりもしました！）。その後、廃校となった小学校を宿泊施設にしたユクサおおすみ海の学校を見学（ツリーハウスもあり！）し、近くの荒平天神にも足を伸ばしました。午後は、鹿屋市役所を訪問し、ふるさとPR課の皆様と懇談。最後は三清屋さん（配合飼料を使わず、野山に放牧などもさせながら黒豚を育てている）を訪問し、懇談させていただきました（とてつもなく美味しい串焼きやコロッケもいただきました！）。

　２泊３日という短い期間でしたが、とても充実した視察研修旅行になりました。今回、全面的にご助力くださった鹿屋市ふるさとPR課の皆様をはじめ、多くの方々のお力添えをいただきました。心よりの感謝をいたします。