成田空港からエアーカナダ004便に乗り込み、約８時間30分程のフライト時間をかけて、私達一行は無事バンクーバー国際空港に到着しました。入国審査場では、キオスク（入国手続き用の機械）を使って、「いざ入国！」という予定でしたが、ここで想定外の事態に遭遇しました。空港の係員の方から、なんと「16歳以下の方は入国カード（税関申告書）を書いて下さい！」と言われたのです。今回のカナダセミナー参加生徒達は、4名の高校2年生のうち3名を除いては、皆16歳以下であったため、それに該当する13名の湘南学園中高生達は、「ここは何て書くの？」と相談し合いながら入国カードをなんとか書き終えました。そして、そのカードを持って、税関係員と一対一での入国審査を無事パスして、カナダに足を一歩踏み込みました。

　バンクーバー空港では、カルガリー行きの飛行機に乗る前に2時間程自由時間を持ちましたが、みな強烈な眠気に襲われたようで、昼食を食べてからは、待合場の椅子に座って爆睡していたようです。この時間は日本にいれは夜中の2時から3時頃なので、眠くなるのも仕方がないですよね。

　その母、エアカナダ220便で約1時間半程、飛行機に揺られながら一行は無事カルガリー空港に到着し、そこからバスに約20分程乗って、エアドリーの研修先に到着しました。いやぁ～、夏のカナダの気候は本当に心地良いです！　湿気がほとんどなく、太陽も吹く風もみなさわやかなんです。真夏の日本の強烈な暑さから逃れて、ここエアドリーの地に立っていられることに心から感謝しちゃいました！

　そして、私達を現地コーディネイターの方々やホストファミリーの皆様が待ち構えていてくれました。ホストファミリーとの対面式では、「うた」と「坂」が英語で挨拶のスピーチをしました。２人とも、やる前はかなり緊張していたようですが、堂々としっかりとしたスピーチをしてくれましたよ。この様子は、ビデオデータを送らせて戴きましたので、是非、ご覧下さい！

　エアドリーのホストファミリーの皆さんは、みんなとてもフレンドリーに学園生達を迎えてくれました。今夜から本格的な英語での生活が始まりますが、あせらずに一歩一歩ずつ「英語が通じた！」というワクワク経験を積んで行ってもらえたらなと期待しています！