神奈川歯科大学 体験学習
本校では「自分の進路」を考える材料として「中高校生の『見る・聞く・触れるキャンパス』」を企画しています。北里大学に続いて、神奈川歯科大学の体験学習に参加しました。
午前中は中学生のプログラム。まずは、VR/AR 疑似体験です。医学部だけでなく、歯学部の学生も「解剖実習」があります。「人体解剖実習」は何度もできるものではありませんので、講義ではVR/AR が活用されています。肉眼で立体視できるソニー 空間再現ディスプレイでは、臨場感があり、本物の「解剖実習」のようで怖いくらいでした。次に「法医学」体験へと進みます。ドラマのようにDNAや歯牙鑑定をしました。ほかにもデジタル設計(CAD)体験、虫歯ができるメカニズムの実験を行いました。
午後は高校生のプログラムです。齲蝕(うしょく)の治療では人工歯を削る体験をしました。みなさん、なかなか上手でした。その後は、付属病院で看護体験へ。神奈川歯科大学には人体標本と100 年史資料館もあり、見学させていただきました。この人体標本は大変貴重なもので、このように研究がなされ、人の命がつながれて、今の医学があることを実感しました。医療系を目指す人だけでなく、多くの人に見ていただきたいです。自分の進路を考える契機となる資料館だと思います。
大学には中高とはまた違った学びがあります。ほかにも大学体験学習の機会を設定しています。ぜひ、一歩踏み出して、新しい学びに触れてください。