希望する進路への志望動機を深めよう ~高3生に向けて~

2024年2月10日

(中学入試期間中の宿題としていた課題を経て…)LHRの時間を用いて、希望する進路への志望動機を深める活動をおこないました。大学受験制度は、大きく分けると「推薦」型受験と「一般」型受験があります。前者の場合は出願時や受験当日に何らかの形で志望動機を問われることが多くありますが、後者の場合はほとんどないというのが現状です。そうなると、いわゆる一般受験をする生徒には、志望動機が固まり切らないまま志望校・学部を決めてしまうということも起こり得ます。普段から大学卒業後のことも見据えた進路指導を心掛けてはいますが、改めて自分自身の想いと向き合って欲しいとの思いから今回の活動をおこないました。もちろん、一般受験を目指している生徒も、自分の想いを丁寧に言語化していきます。実質的には受験資料にならなくても、本格化する受験勉強を続ける中で自分自身を支えるものは「励まし合える仲間(と保護者や先生たち)の存在」と「希望する進路への志望動機」であるからです。生徒たちはワークシートと向き合いながら、BYOD(Bring Your Own Device)を活用して大学の特徴や先生方の研究分野などについて調べていました。印象的だったのは、この活動を通じて「大学のことを調べていたら、自分が学びたいことが具体的に見えてきた。」「自分が興味を持っていることから、ある先生の研究分野にたどり着いた。今まで考えていなかった学部ではあるけれど、そこで学びたいという思いも浮かんできた。すごく迷います!」という声を聞けたことです。
長い人生を送る上での大事な選択をする時期に差し掛かっているんだ。高2生のみんな、たくさん迷ってたくさん悩んでくれ。じっくり考えてたどり着いた答えこそが、きっと君の最善の進路となるはずだから。我々は見守りと後押しを続けていきます(o^―^o)ニコ