高1学年の日

2024年2月19日

今日は高校一年生が実施した学年の日をご紹介します。

この企画は、必ずしもやることが決まっている訳ではないのですが、次年度に行事やクラブ活動における実質的な最高学年になるに当たって、学年間のチームワークや、行事の運営能力の育成などを目標に、学年クラス委員会が提起し、教員側へ申請するという形で10年以上前から毎年実施されています。
今年もクラス委員会からの提起で実施が決定して、11月に実行委員会が集められて準備を進めてきました。

当日は、クラスを解体してランダムに5つのチームを編成し、アリーナで開会式を開いて企画の全貌を説明しました。
午前中は教室で造形コンクールです。
割り箸と輪ゴムだけを使って高さを競う部門と耐久性を競う部門に分かれ、それぞれのチームで割り箸のタワーと橋を制作。割り箸をどのように組み合わせると良いか、各チームで知恵を絞ってユニークなタワーや橋を作成していました。

昼食休憩をはさんでの結果発表では、ホールに集められた制作物を、Meetで教室と中継しながら、その場で各チームの橋に錘を載せて耐久性を測り、集められたタワーを撮影して紹介しました。
最長のタワーは2.68m、耐久性では10チーム中、6チームが10kgの錘に耐えるなど、こちらの想定を大きく超える結果となりました。

午後はダンスの時間です。
1分半程度の見本動画を見ながら振りを覚えて、全員が正確に踊れるかを競うもの。
これは、次年度最初の行事である体育祭を意識したものです。
体育祭では、高校2年が作成したダンスを下級生に教えて開会式のあとに発表するからです。
複雑な踊りにもかかわらず、練習時間は5、6時間目の2時間だけでしたが、各自で自主練をしたからでしょうか、翌日の発表では思いのほか皆の踊りが揃っていて、ここでも彼らの底力を感じました。