高校男子ハンドボール部 引退試合

2024年5月22日

5月18日(土)、高校男子ハンドボール部は高校総体神奈川県予選3回戦で敗退し、高校3年生は引退となりました。チームは次の世代へ引き継がれていくことになります。
 
今年のチームは昨年度の先輩たちの大きな結果を背負いながら、常にプレッシャーとの戦いでした。「自分たちは自分たちの精一杯をやればいい」と言い聞かせながらも、どうしても昨年度の実績が重くのしかかります。チームも経験の浅いメンバーが中心となり、思うような成果が出ないときも・・・。やっと形になったと思うと怪我も増える悪循環。
地区大会では、夏の「準優勝」、冬の「優勝」と成果を残しましたが、県大会では思うような結果が残せず引退を迎えました。
 
新チームの立ち上げから、時期による気持ちの波が大きく、チーム内でのモチベーションの差もありうまくいかない時期も過ごしました。
 
1年間主力となってチームを支えてきた高校2年生は怪我に悩まされ、最後の最後は高校3年生が中心となってチームつくりを始め、4月にはチームワークも向上し自分たちらしく良く泥臭く戦えるチームに成長しました。最後の大会、体を張って一生懸命にプレーする姿は、これまで支えてくれた方々にしっかりと届いたことでしょう。
 
たくさんの課題を抱えながら過ごしてきたこの1年、成功も失敗もたくさん経験しました。ハンドボールを通してチームワークの大切さや、継続することの大切さ、そして何よりも保護者・監督コーチ・仲間・競い合うライバルたちへの感謝を学びました。
 
ここで学んだことを活かして、予測できない現代社会の中で、力強く活躍してほしいと思います。