カナダセミナーの休日の報告 番外編『エアドリーのお寿司紹介』
カナダセミナーも前半のプログラムが終了し、生徒たちは、ホストファミリーと初めて迎える休日の2日間となります。引率教員もこの2日間は、生徒たちの休日の報告を楽しみに待ちながら、地元エアドリーの生活を満喫し休息をとっています。
本日は、カナダセミナーの休日の報告の番外編『エアドリーのお寿司紹介』として、地元エアドリーにあるお寿司屋のご紹介を中心に、引率教員の渡邉からご報告させて頂こうと思います。
実は、カルガリーでも日本のお寿司はヘルシーフードとして人気が定着しているのですが、カルガリーから車で30分ほどにある
田舎街のエアドリーには、お寿司屋は数店舗しかありません。そのため値段が多少高くても、貴重な和食の提供店として数少ない
お寿司屋はいつもほぼ満席の状態です。お持ち帰りなどのオーダーにも対応しているようで、少数でお店を営んでいる店員さんたちは、とても忙しそうに働かれています。
昨年度までは、「Sushi Haru」というお寿司の提供店が、生徒たちが通う現地学校のすぐ近くにありましたが、現在は残念ながら閉店してしまいました。そのお店にはカナダセミナーで毎年ホストファミリーとして受け入れをして下さる日本人女性(旦那さんがカナダ人)の店員さんがいて、湘南学園の学園祭にも過去に訪れてくれたことがあるのです。
というわけで今年もカナダで提供されるお寿司に興味津々な渡邉は、現地学校からほど近くにある二軒のお寿司提供店を見つけ、「NOJOMI」と「ZEMBU」というお店を覗いてみることにしました。(お寿司やお店の雰囲気は掲載写真を参照頂けたらと思います。) ちなみに「NOJOMI」というお店は本来、「NOZOMI」にすべきところではなかったかと感じるのは私だけでしょうか!?これも海外アルアルかもしれません。
「NOJOMI」、「ZEMBU」のどちらのお店でも、お寿司以外に天ぷらやうどん、ラーメン、たこ焼きなども提供されています。ラーメンは1500円~2000円程度、うどんは1200円~1800円程度で、日本より多少割高な感じです。ちなみに「ZEMBU」ではラーメンの表記が “RAMYUN” と表記されていましたが、あえて店内ではその理由を質問することはしませんでした。(笑)
写真に掲載させて頂いた「NOJOMI」のお寿司は、Tempura(エビ6本入りで1000円)、Nigiri & Sashimi Combo(2500円)、また「ZEMBU」のお寿司屋は、Nigiri Sushi Combo(握り10貫入りで2700円)、Sunomono(700円)、Salmon Avocado Roll(900円)でした。一貫ずつの注文もでき、握りはだいたい一貫300円程度の価格です。肝心のお寿司の味ですが、“う~ん?、まあ” といった感想で、やはり同じ価格で食べたとすると日本のスシローやはま寿司のようなチェーン店の方が、味は勝るといった感想です。しかしここカナダでは、日本より値段は多少高く質が落ちたとしても、お寿司屋は高級なレストランの1つとしてとても人気となっているのが現状です。カナダではサーモンが有名なため、「ZEMBU」で食べた Salmon Avocado Roll は、なかなかの美味でした。また日頃海外のロール寿司には批判的な渡邉も、ここでは “これまで食わず嫌いであったかあ” と少々反省をしてしまいました。結構おいしいです。
食事中は、お店のオーナーでもある韓国人のコックさんや店員さんも “お寿司の国から来た珍客” の様子を絶えず気にしているようでした。どのような味の感想を持っているのか、絶えず気にしているようで、5分おきにこちらの顔をうかがっています。たまりかねた渡邉は、店員さんを呼んで、“All of them were good tastes! Excellent! They were almost similar to Japanese Sushi!!” と褒め称え、コックさんにもお伝えするようにとお願いをしました。すると店員さんは機嫌を良くしたのか、「オーナーから大トロのサービスです。」と言って、マグロが1貫出てきました。ほぼビンチョウマグロそのものでした。(笑) 店員さんとの会話も弾み「何か気になったことはありますか?」と大変気さくに質問をして頂いたので、「天ぷらは、天つゆだけではなく、日本では塩も一緒に提供しているお店が多いんです。」と言うと、また大好きな Salmon がオーナーのサービスで1貫出てきました! 思わず「これは本物だ!」と店員さんに言ってしまったのはご愛敬。最後に「刺身に添えるツマなどは、日本では、しその葉(green perilla leaves)が主流なんですよ。」と伝えたところ、「香りが強い葉のことですよね。カナダ人はその香りが苦手な人も多いので。」と、ここは流石に現地のシェフが一枚上手でした。
カナダでは会計の際に、サービス料に当たるチップの料金が会計の機械で入力を示されて加算されます。一般的にレストランなどでは、合計金額の15%, 18%, 20%の表示マークがあり、15%を支払うのが通例ですが、お気に召さないときなどはカスタマイズのマークもあり、10%などにして支払うことも可能です。このお店ではサービスも良く、大変楽しかったので、勢い余って18%を払ってしまいました。(値段を見て、後で後悔)
本日の報告は、休日の番外編として、現地エアドリーでのお寿司事情をご紹介させて頂きました。掲載写真にはその他、現地学校から徒歩で20、30分ほどのところにある、大きな地元のスーパー Canadian SuperStore と教員宿泊ホテルの朝食のテーブルの様子をご紹介させて頂きました。
Canadian Super Store は、帰国最終日の午前中にやや時間があるため、参加生徒たちの最後のお土産場所として立ち寄る予定の大型スーパーです。前半のプログラムで訪問したカナダで人気の Tim Hortons のクッキーなども手頃な価格で販売されています。
このスーパーでもお寿司セット(写真掲載)がお惣菜コーナーに売られていましたが、得体の知れないドレッシングがかかったようなロール系が多く、値段も割り高です。今後の体調のことも考え、今回は手を出しませんでした。
引率教員は、毎朝滞在先のホテルでバイキング形式の朝食をとってから、自転車で5分ほどのところにある現地学校へ登校しています。 バイキング形式の朝食とはいっても、オムレツ、ソーセージ、ポテト、何種類かのパン、シリアルなど主食のメニューはほぼ毎日変わず、多少飽きてきた感のある今日この頃です。テーブルの上には幾つかの甘いシロップとクリーム、そしてトースターが置かれ、何故か甘いパンケーキ製造機みたいなものがあるので、そのうち試してみようと思います!