【スティーブストンの缶詰工場博物館の見学とスティーブストンの波止場】

2024年11月8日

多くの人々がここに移住して、鮭の捕獲や缶詰作りに従事していました。スティーブストンの缶詰工場博物館では、当時の人々の仕事ぶりや暮らしを垣間見ることができました。

 この博物館の中には、実際に鮭漁に出ていた漁師の方々の船や、捕獲した鮭を缶詰へと商品化していく生産過程が、当時のままの姿で残されています。スタッフのガイドの方々が、とてもきれいな英語で熱心に説明して下さり、生徒達の中からは、「英検のリスニングテストよりも良く聞き取れた感じがする!」という大変嬉しい言葉を聞けるなど、当時の人々の仕事ぶりや苦労を知れるだけでなく、英語による説明で、英語を理解するという経験も、少しではありますが、持つことが出来た生徒もいるようです。
 
 缶詰工場博物館を見学した後、生徒達は、スティーブストンの波止場へ行き、夕日に照らされた美しい海を背景に写真を撮ったり、お土産屋さんに入ったりして、自由行動を行いました。この日の午前中はパラパラと降っていた雨は止んだのですが、冷たい風が吹いていたため、そこそこ寒い思いをしたようです。
 
 スティーブストンを後に、私達は、夕飯を戴く中華レストランへと向かいました。「えっ、カナダに来て、何故中華料理を食べるの?」という疑問がわきますよね。実は、バンクーバーは、中国系の方々が、全体の20%を占める街で、様々な人種の人々が暮らす人に優しいダイバーシティーあふれる街なんですよね。