【学校訪問国際交流&ホストファミリーとの出会い】
今日は、このカナダ研修旅行のメインイベントでもある学校訪問での交流の日です。生徒達は、セントパトリックスクール・アーチビショップスクール・リッチモンドセカンダリースクールの3校に分かれて学校を訪問し、国際交流を行いました。
交流の最初のプログラムは、ウェルカムレセプションです。ここでは、交流校の校長先生やコーディネイターの先生らの挨拶に加えて、学園生達も英語でのスピーチを行いました。 どの学校でも、クラスを代表して、このお役を引き受けてくれた生徒達だけあって、挨拶で披露した彼らの英語は、とても素晴らしかったです。学園生達はまた、全員で「上を向いて歩こう」の歌を大きな声で堂々と歌いました。交流校の生徒達もこのレセプションで挨拶してくれましたが、中には、英語での挨拶に加えて、日本語でスピーチをしてくれた生徒もいました。このように日本を愛してくれる外国人がいることを直接肌で感じることが出来て、湘南学園の生徒達もとても嬉しい気持ちになったことと思います。
その後、学校毎に進め方は異なりますが、ひとりの学園生につきひとりのバディーがついて校舎案内をしてくれたり、アイスブレイクで打ち解けたり、バディーが受ける授業に一緒に参加させてもらったり、(中には、参加した音楽の授業でピアノの演奏を披露する機会を戴いた生徒もいました。このパフォーマンスには、クラス中の生徒達が拍手喝采でした!)そして、残念ながら時間があまりとれなかった学校もありましたが、学園生達が事前に用意していった自己紹介や日本の文化、自分の興味関心事などを Google スライドなどを使って紹介したり、けん玉や折り紙などの日本の子ども達が親しんできている昔ながらの遊びを一緒にやったりして、とても楽しい一時を過ごすことが出来ました。
セントパトリック校では、交流の最後の場面で、この学校の聖歌隊の生徒達が登場し、体育館いっぱいに響き渡る素晴らしいコーラスを聴かせてくれました。これには学園生達は目が釘付けになり、その美しい歌声に聴き惚れてしまっているようでした。ちなみに、セントパトリック校の聖歌隊は、アメリカでのコンテストにカナダの学校から唯一招待され、それらのコンテストで何回か優勝するなど、その実力はワールドレベルのものなんですよ!
こうした国際交流の後は、大型のショッピングモールでのお土産のお買い物をしました。そしてその後、いよいよ今晩から始まるホームステイのホストファミリーの皆様方とのささやかな対面式に臨みました。同じ国に暮らす日本人のご家庭に泊まることでさえも、そのご家庭が初対面の方々であれば、大人であってもかなり緊張しますよね。それが、地球の真裏に暮らし、話す言語が異なる人々の家でとなれば、なおさら、そのステイすることへの不安はかなりのものかと思います。それぞれのホストファミリーと対面して、ドキドキしながら挨拶をした後、生徒達は、大きな期待と不安とを胸に抱えながら、それぞれのホストファミリーの方々に連れられて家路につきました。恐らく、大なり小なり、ミスコミュニケーションによるトラブルが起こってくるかと思いますが、生徒達には、こうしたことを乗り越えて、このチャンスを活かし、ひと回り成長して行ってもらえればと期待しています。