【高2カナダ研修旅行 グラウスマウンテンでの研修】
今日はほぼ1日中戸外での活動となるため、お天気がとても心配でした。しかし、この時期のバンクーバーとしてはとても珍しく、3日連続で太陽の光が降り注ぎ、雨は全く降らず、そして、それほど寒さを感じない天候に恵まれました。
まず午前中は100人乗りのゴンドラでグラウスマウンテンの山頂まで登りました。ゴンドラの中からは、壮大なカナダの山々や山から見下ろすバンクーバーの街など、素晴らしい景色を眺めることが出来ました。
山頂ではクラス毎に順番は異なりますが、子熊時代に母熊をトラック事故で亡くし、その際に保護された2頭の熊を見に行きました。これらの熊達は、山の中に作られた広い飼育場でストレスのない状態で暮らしており、監視カメラや熊達の家の入り口に設置された体重計などによって、その生育状況が Ranger 達によって常に把握出来るようになっていました。これらの熊の冬眠や普段の生活などについて、ガイドの方が熱心に話してくれました。
その後、カナダで First Nations と呼ばれる「先住民」の方のお話を聞くために「先住民シアター」へ行きました。ここではほとんど英語で先住民の方々が持つ神話のような物語を聞かせていただいたり、「有難う」を意味する先住民の言葉を教えていただいたり、先住民の踊りを実際に体験させていただいたりしました。湘南学園の生徒達がこの踊りにも積極的に参加するなどしたためか、レクチャーの最後の挨拶の場面で、先住民の方からお褒めのお言葉を戴くことが出来ました。
その後、レンジャーの方が用意してくれたグループ毎のアクティビティーをやったり、この山で飼っているフクロウを実際に見ながら、その説明を受けたりしました。これらグラウスマウンテン山頂でのカナダの大自然を満喫しながらの活動は、とても意義のあるものになったと思います。