イングランドセミナー活動報告①

2025年3月24日

3月19日(木)13時30分に羽田空港に集合し、16時40分発のシンガポール航空SQ633便に搭乗しました。
ロシアのウクライナ侵攻の関係でロシア上空の飛行経路が使えず、イギリスへの直行便が限られている関係で、今年度はシンガポール経由でイギリスに向かうことになりました。
 
羽田空港からシンガポールのチャンギ国際空港までの飛行時間は約7時間半。機内の映像サービスの映画を観たり各々が自由な時間を過ごしていました。
日本から出発する飛行機では日本食が出されることが多く、今回の機内食では蕎麦が出てきました。しばらくは日本食を食べられないので、生徒たちは蕎麦をじっくり味わっていました。
チャンギ空港に着いたのは、現地時間23時30分。深夜のシンガポールは大雨でした。熱帯性気候のシンガポールでは夜も気温が高く、雨で湿度も高く蒸し暑かったです。
トランジットでの短い滞在時間ではありますが、日本とは異なる気候を経験するのも新鮮です。
海外セミナーでのトランジットは次の飛行機に間に合うか毎回とても心配になります。到着が遅れたりすると色々と大変なことになってしまいますから。
次の飛行機の出発までの時間は約1時間30分あったのですが、到着ゲートから次の入場ゲートまでがとても近かったので安心できました。
搭乗開始までに生徒たちはチャンギ空港の中を探索したりして各々で時間を過ごすことができ、その後無事にロンドン行きの飛行機に搭乗できました。
出発した時間帯は日本時間でもシンガポール時間でも深夜だったので、機内は暗くなり生徒たちは眠りに着きました。
ロンドンまでの飛行時間は13時間30分ととても長いです。機内食も2回出てきます。機内食はおそらくシンガポール料理と思われます。
同じアジア圏ですが、使われている米の種類や味付けの香辛料が異なり、好みが分かれたのではないしょうか。
飛行機でたくさん寝ると時差ボケを早くなおせると言われています。長いフライトでどうしても生徒たちは目を覚ましていましたが、それでもがんばって寝ようとしていました。
 
ようやくロンドンヒースロー空港に到着。
とてもとても長いフライトでした。到着が近づくにつれて生徒たちは機内の窓から見えるイングランドの田園風景に興奮していたのが印象的でした。
生徒たちは疲れた様子で、イングランドに着いたうれしさがある一方で「お風呂に入りたい」「髪を洗いたい」という声が多かったです。
フライトにほぼ1日かかったのでそう感じるのはすごくよくわかります。ホストファミリーのお宅に着くまで、もう少しの我慢です。
到着後は、夕方までロンドン観光をしました。この日のイングランドは最高気温が17℃で、とても暖かく快晴で過ごしやすかったです。
ヒースロー空港からバスで移動し、ロンドン観光の前にまずは昼食を買いにロンドン近郊のスーパーマーケットへ。
この日訪れたのは「TESCO」というイングランド大手の庶民的スーパーマーケット。
庶民的ではありますが、食品の値段は日本より高めで、イングランドの物価の高さを感じました。
イングランドのスーパーでは「Meal Deals」というシステムがあります。
「Meal Deals」は対象の「メイン(サンドイッチ・パスタなど)+スナック(ポテトチップ・フルーツなど)+ドリンク」をセットで買うと割引されるシステムです。
バラバラで買うと5£以上かかるものが、4£で買えるのでかなりオススメです。
その他にもグルテンフリー、ヴィーガンやベジタリアン向けの商品がたくさんあり、生徒たちは買い物を楽しんでいました。

午前中は国会議事堂とビッグベン(イングランドでの正式名はエリザベスタワー、ビッグベンはタワーの中にある鐘の名称だそうです)、ウェストミンスター寺院を訪れました。
昼食をヴェント・ガーデンを食べて、少しの自由時間があり、生徒たちはお土産を見たりしていました。
午後は大英博物館へ。大英博物館では入館料はかかりません。イングランドでは国民の教育や教養に関わる施設は無料だそうです。イングランドの懐の深さを感じます。
全部を見ようとすると1日あっても足りないので、代表的なイースター島の「モアイ像」、古代エジプトの石碑「ロゼッタストーン」や「ミイラ」、ギリシャの「パルテノン神殿の彫刻」を鑑賞して、大英博物館を後にしました。
 
ロンドン観光の後はバスで近郊のホーンチャーチへ移動です。ホーンチャーチまではロンドンから1時間ほどかかります。ここまでの長いフライトとロンドン観光で疲れで、生徒たちはバスの中はとても静かでした。
ホーンチャーチでは現地コーディネート会社CHEのクレイグさんとリンダさん、ホストファミリーたちが出迎えてくれました。いよいよホストファミリーとの対面です。
移動や観光で疲れたので、明日からの研修に向けてまずはゆっくり休んでほしいと思います。
シャワーの使い方は、ホストファミリーごとにハウスルールが異なるので、要確認です。積極的に英語を使ってチャレンジしてほしいと思います。
 
本日の活動はここまで、今後の活動報告もお楽しみに!