韓国セミナー 2日目

2013年3月29日

 今日3月26日(月)もソウルは天気が良く、朝晩は多少寒さが身にしみますが、昼間は日が差すと暖かく感じられます。ソウル市内はまだ梅の花も堅いづぼみ状態で、同じ時期の桜満開の日本とは約一ヶ月遅れの気候の状況です。ソウル市内の桜は毎年、4月中旬頃が見頃だそうです。ソウル市内や他の韓国の桜も、それはそれは美しい光景だそうですよ。一度韓国の桜も見てみたいですね!

慶福ビジネス高校の校長室にて。右から日本語の尹世羅(ユン・セーラ)先生、閔漢基(ミン・ハンギ)教頭先生、3人目が趙成範(チョ・ソンボム)校長先生です。

 さて、2日目は午前中に、金浦空港の近くにある慶福ビジネス高等学校の女子部を訪問し、2コマの授業にも参加させていただきました。毎回このプログラムの窓口となっていただいている、日本語の大変堪能な趙成範(チョ・ソンボム)先生も、今回は校長先生というお立場で私たちを歓迎してくださいました。
 
この日私たちを迎えてくださったのは、趙校長先生他、教頭先生の閔漢基(ミン・ハンギ)先生、日本語の先生である尹世羅(ユン・セーラ)先生など、いつもお忙しい中を多くの先生方のご協力で学園の生徒を受け入れていただいています。


日本語の授業にも参加させていただきました。慶福の高校生の皆さんがやさしく声をかけてくれました。

 この日は最初に英語の授業に参加させていただきました。人数は20名ほどの少人数です。語学の授業はいつもこのように20名規模の人数でレッスンが行われるとのことです。
 
学園の生徒も前に出て、英語やハングルで自己紹介をしたり、にわか“日本語の授業”に早変わりして、学園の生徒からは自分のクラスメートの写真や、自宅の近くやで研修旅行で撮った写真などをプロジェクターで映し出しながら日本語で説明しました。するとつかさず、「日本語なら少し分かりますよ!」と声をかけてくれる生徒さんもいて、ハングル・英語・日本語を交えての交流となりました。そして2コマ目は、韓国の先生による日本語の授業です。日本語でお互いの自己紹介やSMAPの草彅剛の「ハングルであいさつ」の歌をみんなで歌ったり、最後は記念写真やお互いのメールアドレスの交換なども行い、短い時間ではありましたが、本当に楽しい交流となりました。昼食は学校の食堂で韓国風の学食をご馳走になり、その後、学内を見学させていただいてから、みなさんにさよならを言って、午後2時半頃には学校を後にしました。

日本語の授業の最後にみんなで撮りました。本当に楽しくて思い出に残る交流でした。皆さん、どうもありがとうございました。(チョンマル・カムサハムニダ!!)

 それからは、車で1時間ほどのところにあるオドサン統一展望台へと足を運び、今も南北の緊張関係が続く両国の複雑な関係を目の当たりにいたしました。
 
 夕刻には、今日からお世話になるホストファミリー、車泰植(=チャ・テシック)さんとホテルで面会し、自宅まで車で生徒を送っていただきました。この日から2泊のホームステイ先での生活が始まりました。