第696回 クラブ活動も始まった中学1年生

2013年6月14日

 今週は、前期中間試験の答案が返却され、各学年の総合学習もいろいろと始動している週です。また教育実習生、頼れる在校生の先輩たちとの出会いの週でもあります。

 

 特に中学1年生は、先月の「体験入部」を経て、試験明けから続々と運動部や文化部に「本入部」して、部活動がいよいよ本格化した週にあたります。
 下校時間が遅くなったり、疲れにまけずにお家で宿題へ向かったりする中で、新たな自覚と努力が求められています。それぞれが試行錯誤しながら、新しい生活リズムを自分の力で築いていく時です。

 学校の行き帰り、電車の中や通学路で、特に中学1年生に話しかけるようにしています。話の入り口はまず通学の最寄り駅です。具体的な駅名を聞けば、それなりに地域の話題にふれることができます。小学校時代のこと、受験のこと、ご家族や趣味のこと、入部予定のクラブなど会話するのが楽しいです。

 

 学園中学の生活がとても楽しいこと。友だちがたくさん出来たこと。勉強やテストは大変だけど頑張りたいこと。ほとんどの人たちから確認できるのは何よりも嬉しく安心します。外部入学生も内部進学生も、それぞれとすぐ仲良くなれるか心配があったはずですが、予想以上にすぐに打ち解けて交友が広がっていることがわかります。
 学年の先生方、生徒会の努力、そしてご家庭の様々なお力添えや励ましがあってのことでしょう。中には、学外の小学校時代がすごく大変で、新しい中学のクラスがどんなに平和で、安心して自分を出せるかと対照的な生活の変化を語ってくれる人もいます。

 

 もちろん、見えない悩みや小さなトラブルに接している生徒もいることでしょう。そんな時は、担任の先生、学年の先生、顧問の先生に遠慮せず相談してほしいと思います。