第703回 懐かしい卒業生との再会が楽しみ!
今日は、懐かしい卒業生が来園してくれます。
私立の中高一貫校に勤めていて、教員としての大きな醍醐味があります。中学入学から高校卒業まで6年間、生徒諸君と長いスパンで関わりを持てること、その中でそれぞれの様々な成長の姿やドラマに立ち会えることです。
そして全員ではありませんが、卒業後も様々な接点を持てて、今度は同じ時代に生きる大事な“人生の先輩・後輩”の関係で関わっていけることです。
自分が6年間持ち上がることができた学年の諸君は、その後の情報も寄せられやすく、特に心に残る存在になっています。
今日来園してくれるのは、30代後半の女性です。明るく活動的で、男女を問わず交友関係が広くて、学年のリーダー格のひとりでした。大学卒業後は、関西で英語の教員を勤めたこともありました。
その後海外へ行き、東欧の男性と結婚されてアメリカで暮らしていました。実家のご家族の事情があって旦那様・お子様と日本に戻り、子育てと実家のサポートなどでいそがしい日々を送っていることがわかりました。ご親族のお子様に学園生がいるご縁から彼女の帰国を知り、電話したらすぐに行きますよ!と嬉しい返事を受けたのです。
卒業生たちの仲の良さ、つながりの広さや深さにはよく感心させられます。家族ぐるみの交際や会食にも努めているようです。旧交を温めながら、それぞれの持ち場で元気で生活していこうね!と励まし合っているのです。再会を楽しみ、“変わらない学園”と“変わりつつある学園”を揃って紹介したいと思います。