第721回 通学路マナーの向上へ!~頼もしい生徒会の自主的参加
最近とても嬉しかった校内ニュースの1つに、生徒会が通学路で始めてくれた画期的なキャンペーンがあります。
今年度、本校の生徒会は基本方針の1つに「登下校マナーの向上」を掲げ、幹部の諸君が話し合いを進めました。生徒会会員である在校生を対象に意識アンケートを行い、通学路マナー向上のためのキャンペーンを行うことでまとまりました。
地域住民の方々に日頃ご迷惑をかけることが多いことを踏まえて、通学路をもっと住民の方々とお互いに気持ち良く利用できるために、自分達のマナーの改善を図っていこうと決めたのです。前期のクラス委員会でその具体化を進めてくれました。
先日の高校朝礼で高2のクラス委員長から説得力ある呼びかけがなされたことは、すでにお伝えしました。さっそく今週朝からクラス委員や風紀委員が、メインとなる通学路の数箇所に分散して立ってくれたのです。
スローガンは、①あいさつをしてみよう!、②車や人などもっと周りに目を向けよう、③声をかけ合おう!(高2と高1を中心に)、④車が出てきたら止まろう!、⑤通行人に迷惑をかけたらすぐに謝ろう!となっています。
シンプルにして大事な呼びかけです。高校生が中学生に範を示したいとリードしてくれる点が心強いです。高2の佐々木未来さんがすてきな腕章を作成してくれ、担当スタッフはビシッと付けて、元気よく挨拶や声かけに努めてくれました。
すでに毎朝、生活指導委員会の先生方が、駅周辺から通学路にかけて登校指導を続けていますが、生徒会諸君の参入はとても嬉しく、効果が大きくなりました。近隣の方々からも、“生徒がやっと参加してくれたのですね”、“すごくいいことで応援していますよ”など、温かなお声をかけて頂いています。
期間を区切ってのキャンペーン週間として始めて、「生徒会報」の配布やホームページ上の「生徒会ページ」の掲載などで総合的に進めてくれて頼もしいです。今後も継続して取り組んでくれるように大いに期待しています。