2020年の夏季オリンピック＆パラリンピック。招致関係者の方々のご苦労が実って、ついにＴＯＫＹＯが五輪開催地に選ばれました。７年後へ向けて東京と日本に大きな希望と目標が掲げられました。

 
　やはり気になり早朝起きてテレビで見守りました。徹夜で発表を待つ人びとの多さに驚き、息をのんでその瞬間を共にしました。決選投票で敗れたイスタンブールの報道関係者達が“日本は親しい友人です。東京五輪の成功を応援します”と笑顔を向けてくれた配慮が心にしみました。マドリード同様に同市もまたもや落選を重ねながら、東京開催を祝福するツイッターが全国で数多く寄せられたという温かさには感謝するばかりです。

　国際社会に注視される汚染水問題などに対して表明された公約に、困難を増す震災復興の諸課題に、誠実に取り組んでいって五輪を迎える責務があることを念頭におかねばなりません。被災地の仮設住宅に住む方が「これは大きな希望です。でも私達のことを忘れずに進んで下さい」と語った姿を心に留めました。
　日本は歴史的な使命を担ったともいえます。スポーツを通して人びとの希望と国際社会の交流を深めるために、日本にふさわしい発信と貢献を重ねていきたいものです。

  さて、前期期末試験がついに本日からスタートしました。今週金曜日まで、中学も高校も５日間連続で諸科目の試験が実施されます。
　中学１年生を例にとると、毎日２科目ずつで１０科目。５０分の試験が８つ、３０分の試験が２つあります。高校では８０分の科目もいくつかあります。
　試験の終了後は、各学年の生徒諸君がそれぞれ一斉に下校するので、教員のほぼ全員で下校指導を行います。学校前から最寄り駅の周辺までいくつものポイントに分かれて下校する生徒達に声をかけ、一般の方々に迷惑が少なくなるように努めています。しばらく学校に残って勉強していく諸君もいますが、あまり遅くならないように声をかけています。

　先日の全校朝礼では、生徒会のクラス委員会より、「通学路マナー向上キャンペーン」をしばらく後に再開する、との報告がありました。地域住民の方々からも好評を頂いており、とても嬉しく感謝しています。

　中間試験の時のテスト問題も十分に参照して、残された時間をかけてどの科目も、自分なりに納得できる最善の準備に努められるように願っています。