今年度の学園祭は第６３回。テーマは『ポップスマイル～僕らの挑戦～』です。
学園祭実行委員長の中村君と、生徒会総務委員長の種子島君が、昨日の午後に届いたばかりのパンフレットとうちわを直接届けてくれました。
笑顔あふれる挨拶を受けて手にしたその出来映えに感嘆しました。

カラフルにして見事なデザイン。パンフの内容も充実ぶりに驚きます。「食堂・屋台メニュー」は、料理の写真とクラス・料理名・値段を添えています。「地域案内」も丁寧なプレゼンとＰＲに誠意がこもっています。「部活紹介」は各クラブの活気あふれるプロフィールと活動・集合写真が興味深いです。アンケートから協賛企業一覧も編集後記も、懸命の努力と熱い想いが伝わります。参加団体や各エリアの道案内やタイムテーブルが丁寧で、来場者の立場にたった配慮や編集が貫かれていることに感心しました。係長の鈴木君さすがだよ！　そういえば、以上のリーダー達３名は、６月の学校説明会ではパネルディスカッションに参加して、見事なスピーチをしてくれていました。

実行委員長の高２中村凌君は、水泳部のキャプテンでもあります。どんなにハードな日々をたたってきたのかと想像します。今回の学園祭テーマにどんな思いをこめているのか、パンフレットの中の一文を紹介します。

･･････このテーマは、在校生や学園祭に来て下さった人たちの笑顔がはじけて、最初から最後まで笑顔でいられるように、クラスや実行委員などが楽しい学園祭に挑戦する、そして今までとは違い、形にとらわれず新しい何かをみんなで作ろうという意味を込めて決めました。また今年も、エコキャップの回収ＢＯＸをクラスエリアの中央階段前に設置しました。ぜひ、ご協力をお願いします。それでは、学園祭を楽しんで下さいね！

終日準備中は、校内で体操着に着替えた在校生諸君が、楽しそうに和気あいあいと準備を急ぐ、年に一度の光景がありました。作業上の美化ルールや、ゴミの分別と出し方のルールまで、実行委員会の諸君が自律的に決めています。
今回の準備で特に感心したのは、パンフと同様、校舎の至る所に道案内の地図が設けられ、来場者の方々が関心を持った企画に行きやすいよう配慮を徹底していることでした。もてなしの精神が発揮されています。説明会やオープンキャンパスの生徒参加の経験も重ねて、学園生のホスピタリティーは本当に高い水準だと自慢に思います。
階段に段々と設けられた参加団体の横長ポスターは、とてもきれいで特に感心します。装飾担当の人たちの素適なアイデアと地道なセッティングにいつも感謝しています。実行委員会のすべてのパートの諸君の、懸命の作業と準備にお礼を伝えます。

豪州から来日しているノックス生の皆さんは、昨日はペアの在校生のクラスを基本に「学園祭」お手伝いを経験してもらい、ダンス部リハーサルの見学や美術部による楽しい国際交流～“ロウソク作り”と“お好み焼き＆たこ焼き作り”～に参加してもらいました。
今日はいよいよ最終日です。午後の途中まで学園祭本番の様子を見学していただいてからお別れとなります。今夜には帰国の途につかれます。来日の最後に、ノックス校の先生と生徒の皆さんに「自分達の力で創り上げる学園祭」の活気を見ていただけることが嬉しいです。

土曜日も日曜日も、天気に恵まれそうで嬉しいです。どちらかの日にぜひともご来園下さい。学園生が仲良く協力して運営し、楽しむ様子をご覧になっていただきたいです。海外セミナー、８０周年企画、同窓会の展示ルームなどにもお立ち寄り下さい。

「個別相談・入試相談」の会場は、メディアエリア３階・図書室で土・日ともに午前１０時から行います。日当たりの良い、気持ちのやすらぐお部屋です。小さいお子様には絵本を読んでいただくなど、お待ちになる時間も安心です。資料セットのみでも構いませんが、じっくりお話できる機会ですので、ぜひご利用になっていただければと願っております。