第156回 ポカポカ暖かい「小春日和」の日々

2010年12月11日

今週は、晴天に恵まれる日が多かったようです。
「小春日和」という素敵な言葉があります。「晩秋から初冬にかけて、移動性高気圧におおわれた、穏やかでわりと暖かい天気」を指す表現ですが、ドンピ シャだなと思う日がよくあります。本来は11月頃の陽気を示すようですが、温暖化の影響か、この12月にも合う言葉になったようです。

街を歩くと、いっぱい実をつけたみかんの木の風景がいま盛りです。ゆずやレモンやはっさくなど柑橘系の樹木があるお家はますます輝く季節です。小さなみ かん畑も通勤ルートにあります。家々の山茶花の美しさにもひかれます。日ざしに恵まれたお昼ののどかさにホッとする季節といえるでしょう。

さて今週は、先週実施した試験の返却が続きました。生徒諸君は各テストの結果に一喜一憂しながら、自分の取り組みを振り返ったことでしょう。完璧な復習こそが、この先の学習と前進への土台となります。

校舎のあちらこちらで、朝や放課後に勉強している諸君の姿が目につきます。この写真は、教員室前の面談コーナーで、毎朝のように勉強している高1のO君 です。野球部の彼はいつも猛練習に励んでいます。わずかな時間を惜しむように朝早く登校している姿は頼もしく、野球と勉強揃ってのますますの向上を期待し ています。

今週は各クラスで、重要なテーマの協議が進んでいます。来月25日に行われる合唱コンクールの選曲です。高校・中学それぞれ別に、1年間を共にしてきた クラスメイトが心と力を合わせて燃えるイベントです。コンクールですから、金賞や入賞を目指して頑張ります。コーラスにおいて選曲の重要性はいうまでもあ りません。各クラスの合唱委員を中心に、過去の実績や様々な情報を集めて候補曲を出し、クラスの皆で決めていくのです。