今日から、高２の研修旅行が始まります。それぞれの出発を見送りに行ってきます。全国４方面に分散するそれぞれのコースの概要を紹介しましょう。

北海道コースは、道南地方が中心です。函館めぐりからスタートして洞爺湖方面へ移動し、近隣の農牧業地域で民泊と稼業体験があります。最終日に札幌市内の班別自主行動も行われます。行程には、原発をテーマとした環境学習の機会もあり、カヌー体験など北海道ならではの大自然満喫の内容もあります。

四国コースは、久しぶりの土佐が舞台です。空路で入って東部の室戸ドルフィンセンター・ジオパークを訪問し、次に西部の環境先進地域である梼原町で学びます。黒潮のかつお体験を経て、四万十市地域で民泊(２泊)と稼業体験が待っています。桂浜・高知市内の班別自主行動を楽しんで空路で帰ります。

九州コースは、伝統ある長崎・離島コースです。空路長崎に入り、バイオパークを経てフェリーで青島に渡り、民泊(２泊)と漁業中心の稼業体験をします。その後は佐世保の自由散策などを経て、雲仙岳の地域で災害学習などをします。島原を経て長崎に戻って、夜景や班別自主行動を楽しんで空路で帰ります。

沖縄コースは、独自の歴史と生活・自然に出会う旅です。ひめゆりの塔・平和記念公園、そして首里城は定番であり、フェリーでわたる伊江島のマリンスポーツ体験も前半のメインになります。美ら水族館などを経て南城市で民泊(２泊)と稼業体験をじっくり。那覇市内の班別自主行動が締めくくりとなります。

日本列島の北から南まで４コースに分散する多彩な旅行です。台風がらみで今週の天候の推移が心配されますが、要所要所でなるべく良い天気に恵まれるよう祈るばかりです。皆さんの健康と「一路平安」で最高の旅行になるよう願っています。
※    写真は、これまでの高２研修旅行の１コマです。