第764回 クラスエリア廊下の風景から
本日は、高2研修旅行の最終日にあたります。台風の影響により大きな影響を受けたコースもあり、確認と対応が続けられています。現地から寄せられた情報については、後ほどまとめて紹介させていただきます。
湘南学園中高は、各学年が5クラスで、中高一貫体制をとっています。
ほとんどのHR教室は「クラスエリア」に位置し、学年ごとに5クラスがまとまって配置されています。日ざしに恵まれた大きな窓には、学年ごとに掲示物が貼られたりしています。
いま中学3年のフロアには、カラフルな千羽鶴の折り紙が置かれていました。来月の研修旅行ではまず被爆地である広島へ行き、平和記念公園などを訪問します。その時に学年から献呈しようと、旅行委員の呼びかけでクラスごとに千羽鶴を折っているのです。
同じ中3フロアに、「中3英語・家庭学習ノート」のボックスがありました。指定問題集に5ページ以上自主的に取り組んだ人たちが、毎週金曜日に指定場所に提出するのを回収するためのものです。高校段階も間近な生徒達に、英語の「自学自習」の習慣を身につけさせる一環で、担当教員が精力的に指導しており、モチベーションが高まってきているのが頼もしいです。
中学2年のフロアでは、「朝読書通信」が何箇所か掲示されていました。学年全体で続けている朝読書の活性化へ向けて、担当委員となった生徒達が取り組んでいるものです。それぞれ読み終えたん本の感想文を提出し、朝読書委員がそこからニュースの発行を計画しています。お勧めの本の紹介やアピールを生徒どうしで発信し合っていこうというものです。
中学1年のフロアも、クラブ勧誘のポスター、総合学習で学んだことをまとめた班新聞、数学&美術の課題作品の展示など、これまでも様々な展示で飾られてきました。学校行事や遠足、校外学習の写真などは、多くの学年の定番になります。また生徒会関係のポスターや連絡書面などの掲示もさかんになっています。各フロアが、様々な発信により活気ある雰囲気につつまれるのは嬉しいことです。