第141回(2) 江の島の魅力について(その1)

2010年11月24日

後期中間試験(高3は学年末試験)まであと6日間です。試験準備のために部活も規制となり、朝や放課後は各教室やラウンジ、スクウェアで自習する諸君が おおぜいいます。電車の中でも教科の本やノートを開いている人が多くなりました。悔いなく準備を重ねて、納得できる成績を獲得し、気持ち良く年末を迎えて ほしいと思います。

さて今日は湘南学園のロケーションを説明する上で欠かせない、「江の島」という存在についてご紹介したいと思います。私は江の島の大ファンであり、リピーターです。このテーマは何回かに分けて取り上げてみたいと思います。

湘南学園のメイン最寄り駅は、小田急線の「鵠沼海岸駅」です。下りの次の駅は、終点「片瀬江ノ島駅」です。駅舎は「竜宮城」を模したユニークなデザイン で知られています。町田や新宿までつながる上りの電車はこの駅を始発とするため、次のわが鵠沼海岸駅は“乗車するとほぼ100%座れる”恩恵にあずかるの です。生徒諸君は、部活とか行事準備で疲れていても、信号1つない閑静な住宅街を約8分で通り、この駅での乗車はいつもストレスなく座ることができるので す。これは中高6年間の通学~学校生活において、計り知れないメリットであるといえるでしょう。電車通勤の身の私にとっても同様です。

江の島は、湘南海岸から相模湾へ突き出た「陸繋島」です。神社があり、展望台やヨットハーバーがあり、たくさんの食堂や土産店がある江の島ですが、ここ には400名以上の住民もおられます。小さな坂道や抜け道が島のあちこちにあって、眺望に恵まれた多数のお住まいもあることは、あまり知られていないで しょう。
実は江の島と周辺の東浜~西浜の一帯の地域には、学園の在校生や卒業生の方々がおおぜいお住まいです。島内にも学園のことをよくご存じのお店の方々は少 なくありません。そのご縁にも甘えて、本校の総合学習=特別教育活動では、中学2年や中学1年を中心に、江の島をステージとした活動をほぼ毎年実施してい ます。漁業体験、お店体験、島内散策、ビーチクリーニング、サーフ体験などメニューは多彩です。