第783回 記念音楽祭など80周年イベントは大成功を収めました!
湘南学園の80年に及ぶ歩みの中で、2013年11月15日・16日・17日は、かけがえのない貴重な3日間として歴史に刻まれたと思われます。
平尾昌晃チャリティーコンサートは、アリーナに約1100名の聴衆を集めて大盛況でした。昭和~平成のスタンダード歌謡曲を皆さんで歌う場面、中高クラブ部員や在校生教員有志の出演に沸く場面など、直接に観ることができたのは一部ですが、アリーナからあふれるばかりの熱気と感動は素晴らしく、学園近隣の方々や卒業生在校生と保護者など大勢の方々に存分に楽しんでいただけました。
クラシックのコンサートも、小学生・中高生から卒業生など音楽を愛する人たちの実に様々なステージが、学園のあちこちで同時進行で展開されました。なかなか鑑賞に行けずに申し訳ない思いでしたが、多くの方々にたくさんの感動を届けていただいたことでしょう。
同窓生作品展は、各ジャンルの素晴らしい作品に彩られて見どころが多かったです。フリーバザールに展示された品々の多彩さ豊富さも学園らしさを強く感じさせました。茶道サークル「湘友会」の方々には、素適な展示と美味しいお茶のおもてなしで、典雅な空間を演出していただきました。
カフェテリアの皆様は、すさまじいお忙しさの中で奮闘していただきました。ランチの時間帯はお客様でいっぱいになり、17日はお昼前には完売となりました。土日の卒業生歓迎会、その後のクラス会の開催も続き、早朝から夜遅くまで大変なお仕事量だったのです。本当にありがとうございました。
地域のお店にも出店していただいたグルメブースも、行列のできる時間帯があり、美味しいメニューを用意していただきました。
私はホームカミングデイと歓迎会の対応が主な役割でした。土日の二日間で様々な世代の卒業生の人たちと懐かしい再会をはたすことができました。
始めて担任を持った学年や、中高6年間を受け持てた皆さんとの再会は嬉しさひとしおで、大いに話がはずみました。30代~40代のいわば中堅世代の方々です。80周年記念誌&DVDなどもご案内しながら、学園の「不易流行」について、新たな取り組みや中高生の活気を少しでもお伝えしようと努めました。80代後半になられた大ベテラン先生など、退職教職員の方々とお会いできるのも感慨深いことでした。
歓迎会には20代とその前後の卒業生も結構集まってくれ、口々に素適なカフェテリアを絶賛してくれ、今後の利用を約束してくれました。
この3日間、現場の教職員はもちろんPTA、同窓会、後援会など学園関係者の方々が、たくさんの役割を分担され、献身的に動かれ、支えて下さいました。中高校長の立場からも、改めて心より御礼申し上げます。
次の創立90周年、創立100周年へ向けて、今回の経験を礎として全学のスクラムを一層強化し、在校生の成長と幸福につながる取り組みを継続、発展させていただきたいと願っています。