第817回 “成人を祝うつどい”をカフェテリアで初実施!
13日の「成人の日」は、晴天に恵まれました。
二年前に湘南学園高校を卒業生した諸君も、大きな人生の節目をこの日に迎えました。
大部分の諸君は、それぞれまず地元の式典に参加しました。夜には、代表世話人の人たちの呼びかけを受け、今年も藤沢市内で準備された祝賀会に集合しました。
その間に卒業生諸君は、母校の湘南学園へ集まってくれました。午前と午後に分かれて開かれる地元の式典に出席するので、学園へ集まる時間はまちまちです。でも午後2時30分の開式時には100名を越え、夕方には120名以上にもなって、懐かしい顔ぶれと再会をはたすことができました。
この「成人を祝うつどい」は、成人式を迎えた節目に母校への挨拶も兼ねて再会をはたし、当時の恩師の先生方も囲んでお祝いの場を設ける主旨で開かれるもので、もう定着して10年ほどになっています。
これまでは、中高ホールが集合場所でしたが、今回から念願かなって新しいカフェテリアで集合できることになりました。11月のホームカミングデイで来てくれた諸君もいましたが、大多数の諸君には初めての機会になりました。
事前に申し入れ文書を提出してくれた、卒業生代表の松井綾子さんの司会で、会が始まりました。まず私からお祝いの挨拶をさせて頂き、続いて卒業学年の学年主任や担任だった教員スタッフが次々と歓迎と励ましのスピーチを寄せました。吉川、北條、佐伯、後半にはクラブの大会等から戻った、酒井、圓谷、田中、石原からもお祝いのスピーチが寄せられました。
ひさしぶりに諸君に接して、懐かしい思いがあふれました。概して男性陣はすっかりスーツ姿がびしっと決まり、女性陣は振り袖姿が艶やかで皆さんとても素適でした。以前と変わらず名前を思い出せる人、感じがずいぶん変わった人などいろいろでした。様々な事情があって、高校卒業よりも前に学園を去った人も何名か来てくれていて、ありがたい思いがこみあげました。
カフェテリアには、運営スタッフの中心となる方々から、心のこもる軽食やデザート類を用意して頂きました。この日も来園されていた学園同窓会の方々からも差し入れを頂きました。バスケットボール部の県大会出場を応援に行かれた辻理事長も、その足で祝う会にかけつけて下さいました。当時の学年PTAで中心だったお母様方などもお祝いに来て下さいました。
全員を撮る記念写真で協力してもらい、あとは思い思いに旧交を温め、語らってもらいました。現在のキャンパスライフや今後の就職活動のことなど様々な話題を共にしたことでしょう。その後校内を後にして夜の祝賀会へ移動しました。
それぞれの諸君が、これから公私ともども、重要な人生の岐路を迎えていきます。大切な同窓の仲間とのつながりも支えにして、各自の人生で輝ける拠点をつかみ、時には希望を修正したり挫折も克服しながら、それぞれの幸せを築いていって欲しいと願っています。