昨日は、前期の成績処理の関係で、生徒達の登校は午後からでした。そして
今日と明日は、学園祭の終日準備に充てられます。

高校３年生は、学園祭には直接参加しません。せまる大学受験へ向けて腰をすえて各自勉学に取り組みます。ただし例年この期間に、高３の家庭科の授業の一環で、「テーブルマナー講座」を受講します。（写真は数年前のものです）

今年も、横浜駅前の「横浜ベイシェトランホテル」の大きな一間を利用して、本格的な洋風料理を介してテーブルマナーを受講しました。
立派な会場で各自指定席に着席します。少し緊張して、せっかくの高級料理をリラックスして味わう余裕がなかった人もいたかもしれません。
家庭科の坂元先生に伺うと、ほぼ学年全員が出席し、当日のフランス料理のコース説明はとても著名なシェフの方が担当されました。実習中にウェイトレスの 方のお話があり、いくつもの学校がここを利用しているが、学園の生徒さんは一番熱心に質問されます、とのお話もあったそうです。今回は、先日高３の期末試 験で扱った内容を、実習に重点的に盛りこんでもらう工夫もして頂いたとのことです。

高３生は、近い将来に社会人となる年齢です。様々な場や機会で、適切なマナーや作法を身につけておくことが、いずれ求められることでしょう。そのため本校では、家庭科の授業で作法やマナーに関する体験実習の機会を、校内や校外で積極的に設定してきました。

学園祭の準備は、急ピッチで進められています。学校行事は「制限時間」とのたたかいでもあります。クラスやクラブや委員会で、作業を考え、分担して協力する体験を重ねて欲しいと思います。