第101回 江ノ島めぐり~フェアウェルパーティー

2010年9月28日

(お知らせ)本日の早朝、神奈川県全域に大雨警報が出ていました。自宅待機を経て、今後の天候状況を踏まえて、臨時休校の扱いを決定しました。学園祭準備への影響等も心配されますが、登校中に大雨が予想される心配から、生徒達の安全を優先した判断です。

・・・・・・今日の通信は、国際交流のその後のドラマを紹介したいと思います。
おとといの日曜日は、最高の天気に恵まれました。日射しが強くて少し暑いほどでしたが、片瀬江ノ島駅に集合したノックス校の皆さんと学園の皆さんは総勢30名を越え、元気一杯に江ノ島めぐりをスタートしました。

晴天の休日で島は観光客でいっぱいでした。参道添いのたくさんのお店を眺め、エスカーを利用して八坂・江ノ島神社を巡り、見晴台で写真を撮り、緑と花のサムエル・コッキング苑を通って、展望台へ行きました。
頂上からの360度パノラマは絶景で、歓声がわきました。望遠鏡をのぞいて学園を見つけることができました。卒業生の経営される眺望抜群の食堂で昼食を とりました。真っ青な海は太陽に輝き、多くのヨットが浮かんでいました。その後2つのグループに分かれて、大型ヨットでセイリング体験をしました。これは 学園の後援会のご協力を得て、お子様お二人が卒業生である野中様のご指導で実現した企画です。安全管理を徹底して頂きおだやかな海の様子に恵まれて、一行 にセイリングを満喫していただきました。前後してせっかくの名所なので買い物タイムでお土産を買ってもらい、小田急線で学園へ戻りました。

並行してアリーナでは、ウェルカム委員会によるフェアウェルパーティーの準備が行われました。ホストファミリーで、またカルチャー講座等でお世話になってきた保護者のご家庭、ご家族の皆様方に集まってもらいました。
開会に少し手間取りましたが、高2の西村さんと中村さんの英語の司会で会が始まり、まず吹奏楽部とダンス部が繰り広げる素敵な演奏、パフォーマンスを楽 しみました。学園とノックス校合同の弦楽演奏は、高2の椛島君のリードで実現した画期的な企画です。ノックス校の皆さんも、弦楽の演奏や全員によるコーラ スをアリーナに響かせてくれました。
その後、仲本学園長先生によるお礼のご挨拶、校長挨拶を経て、ノックス校ピーター副校長先生から、深い感謝の言葉と共に両校の大切なこの関係を更に育ん でいきたい趣旨のお話を頂きました。学園側の中心となって尽力した国際担当の荒木先生からは、帰国する生徒の皆さんへのメッセージもありました。在校生代 表で高2東風谷さんと高1杉本君の挨拶があり、ノックス校代表のシャロンさんとアラーナさんから、涙ぐむ心のこもった挨拶を頂きました。
両校の記念品の交換贈呈があり、最後に豪州以来のペアであるシャロンさんと高1渡辺さんによるデュエットがみんなに贈られました。圧倒的な歌唱力は感動的で、二人の思いが深く心にしみました。
その後、皆さんは飲み物とお菓子で楽しいひとときを過ごし、それぞれホストファミリーの方々と、またペアで帰宅する流れとなりました。学園の保護者の皆 様方から頂いたお力はあまりにも大きく素晴らしかったです。我々にとって偉大な支えとなるお力でした。謹んでお礼を申し上げます。