第68回 高校2年の特活:「人類の直面する地球規模の課題を知る」

2010年7月1日

本日から7月です。蒸し暑い時期ですが、夏休みに入るまでに、自分だけの「とっておきの夏休み」をいろいろ計画、構想することも大切です。睡眠などきちんと確保しながら、一日一日を充実させるように努めていきたいものです。

今日は、昨日行われた高校2年の終日校外学習(フィールドワーク)について紹介します。5月26日の第37回でもお伝えしたように、高2の特活はグロー バル化が進む世界が直面する、地球規模の諸課題を学習テーマにしています。4月末に外務省の方の基調講演を聞き、その後各自が一番興味を持つ分野を選び、 そのテーマを深めるための取材先を探し、学校からの依頼状をお届けした上で、昨日いっせいに県内~東京都内方面に、班ごとに訪問しました。下記に訪問先一 覧を載せました。

国際連合が掲げた「ミレニアム開発目標」(MDGs)の21ターゲットを生徒達が分担し、関連するお仕事を第一線で担う官公庁やNGO・大学・企業など を、午前と午後に一箇所ずつ訪問する設定でした。先方の皆様が、生徒諸君のためにご多忙な時間を割いて対応して頂いていることを十分踏まえ、好奇心を発揮 して取材してくれたことと思います。そのまとめの報告会は、7月13日に予定されています。

また関連して、7月15日には早稲田大学大隈講堂で、「人間の安全保障の過去・現在・未来~MDGs達成を目指して」と題するシンポジウムが開かれます。
潘基文国連事務総長のビデオメッセージに始まり、世界的に著名な緒方貞子さんの基調報告や、国連・アラブ連盟・ASEAN・南アフリカ・早稲田大など各分野の要人の報告、討論~質疑応答が組まれた密度の濃いプログラムです。
4月に講演された外務省の方のご案内を受けて希望者を募ったところ、20名の諸君が応募して参加することになりました。この日は個別面談期間の初日で、 一般生徒は休校日ですが、強い関心を持つ高2生の諸君が自主的に足を運び参加することが嬉しいです。重要な情報にいろいろと接し、自分なりの問題意識をさ らに深めていって欲しいと思います。

訪問先<午前> 訪問先<午後>
南アフリカ共和国大使館 外務省国際協力局地球規模課題総括課
日本赤十字社神奈川支部 国連世界食糧計画(WFP)協会事業部
ハンガー・フリー・ワールド(HFW) 国際労働機関(ILO)駐日事務所
厚生労働省労働政策担当参事官室 厚生労働省学生職業総合支援センター
日本ユニセフ協会ユニセフハウス 日本国際飢餓対策機構東京事務所
日本フォスター・プラン協会 国連食糧農業機関(FAO)日本事務所
国際協力推進協会国際協力プラザ ケア・インターナショナルジャパン
国際協力機構(JICA)横浜 国連大学高等研究所(UNU-IAS)
男女共同参画センター横浜 神奈川県立かながわ女性センター
HANDs ワールド・ビジョン・ジャパン
カリタスJapan セーブ・ザ・チルドレン
国連人口基金(UNFPA)東京事務所 日本赤十字助産師学校
家族計画国際協力財団(JOICEF) 神奈川県立保健福祉大学
東京都福祉保健局総務部総務課 エイズ予防財団
メドゥサン・デュ・モンド・ジャポン アフリカ日本協議会(AJF)
神奈川県衛生研究所 藤沢市役所保健予防課
国立感染症研究所 結核予防会結核研究所
横浜検疫所 横浜市立市民病院感染症部
林野庁広報室 麻布大学入学広報課
横浜国立大学環境情報研究院 環境省自然環境局野生生物課護増殖係
しながわ水族館 野生生物保全論研究会(JWCS)
桑原めだか米の会 神奈川県立生命の星地球博物館
世界自然保護基金(WWF)ジャパン 東京環境工科専門学校
神奈川県環境科学センター 神奈川県立フラワーセンター大船植物園
ブリッジ・エイシア・ジャパン 東京都水道局
日本水フォーラム 国際海洋科学技術協会(JIMSTEF)
シャプラニール フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
グッドネバーズジャパン アムネスティ・インターナショナル
日本貿易振興機構(JETRO) フェアトレード・ラベル・ジャパン
日本国際協力センター(JICE) 世界銀行(WB)東京事務所
日本アセアンセンター かいはつマネジメントコンサルティング
国際協力機構(JICA)本部 国際通貨基金(IMF)アジア太平洋地域事務所
エルメッド・エーザイ グラクソ・スミスクライン株式会社
日本ジェネリック製薬協会 日本製薬工業協会
日本科学未来館 逓信総合博物館ていぱーく
国際協力機構(JICA)東京 NTT東日本ITイノベーション部